近藤魁成が復帰戦でベテランの山際和希と対戦。格闘代理戦争出身の松本は多久田と無敗対決【3・28 Krush】

プロ3戦目に臨む松本日向

大学4年の松本は就活中も「今年も期間は空けずに試合をしたい」


 今大会ではバンタム級王者の佐々木洵樹の初防衛戦、前王者の晃貴の再起戦が組まれているのだが、この日は多久田和馬vs松本日向のバンタム級の無敗同士による対戦が発表された。

 多久田は「K-1甲子園2018」の-55kg優勝者でプロでは3戦3勝(2KO)の戦績を誇る、まだ17歳のファイター。

 対する松本は同年の「K-1カレッジ」の-55kg優勝者で、昨年行われた「格闘代理戦争 4th SEASON」に出演。昨秋には「KHAOS.9」で行われた「K-1選抜vs格闘代理戦争・7対7全面対抗戦」にK-1選抜として出場。メインの大将戦で橋本実生を延長の末、判定で破りプロデビュー戦を飾ると、12月にはK-1名古屋大会での再戦で橋本を返り討ちにし、プロ戦績を2戦2勝とした。
 
 松本は「前回まで2試合とも同じ相手と戦っていたので、今回の相手で評価が分かれると思う。しっかり勝ちにいきたい」と話し、多久田については「うまい選手。空手で一緒で、小さいころから知っていた。自分は空手のころは負けてばかりであまり勝っていないが、多久田選手がずっと勝っていたのを見ていた。テクニックはあると思うが、自分のようなタイプは苦手かなと思うので、自分のいいところを出して封じたい」などと話した。

 松本は現在、大学3年生でデビュー戦後の会見で「就職活動をする」と話していた。2連勝を飾ったことで注目度が上がっており、今後の試合出場が気になるところなのだが、「就活は並行してやっている。この先どうなるかは分からないが、どっちも全力でやろうと思っている。3月も就活が忙しい時期ではあるが、そういう言い訳はしないし、今までもいろいろなことと並行してどちらもやってきた。今年も期間は空けずに試合をしたいと思っている」と大学4年生という忙しい年ではあるが、試合出場については積極的な姿勢を見せた。