【インタビュー】 EXILE TETSUYAに聞く、ダンスとコーヒーと、『LDH PERFECT YEAR 2020』と。



 カップを口元に近づけると笑顔になってしまう。コーヒーの芳醇な香りが広がるのがその理由だが、EXILE TETSUYA(以下、TETSUYA)がプロデュースするコーヒーショップ「AMAZING COFFEE」には、他のどのコーヒーよりもそうした魔法の力があるような気がする。

 そんな素敵なコーヒーが再びローソンのMACHI caféに登場し、「AMAZING COFFEE」ファンを喜ばせている。中目黒、横浜、大阪、横須賀、羽田。最近では話題の渋谷PARCOのなかにもショップがオープン。EXILEらが所属するLDHのアーティストのライブ会場に登場したり、スポーツ庁が行うキャンペーンに協力するなど「AMAZING COFFEE」に触れられる場所や機会は増えているが、今回のコラボで、全国津々浦々、飲みたい、飲んでみたいと思う人のもとへと届く。「MACHI caféさんとコラボができるなんて、いいことしかありません」とTETSUYA。

 コーヒー好きであることはもちろん、踊るコーヒー屋さんのイメージも浸透しつつあるTETSUYAだが、もともとはコーヒーが飲めなかったというから驚く。きっかけは猿田彦珈琲の大塚朝之社長が、恵比寿に1号店を出したとき、そのオープニングに招かれたことであるのは知られた話。

「だまされたと思って飲ませてもらったコーヒーがおいしかったのはもちろんですが、なにか不思議だったんですよ。この琥珀色をした液体になぜこんなに人が群がるのか、どうしてこんなに楽しそうなのかって、その答えが知りたくなった。それからすぐに器具を揃えて自分でいれ始めました。それだけひかれるものがあったんだと思います。液体とコーヒーそのものと、人に」