初参戦の井上直樹がケイプ、堀口、海との対戦見据える【2・22 RIZIN.21】

この日はシャドーから
3分間のミット打ちを披露した

「今までのバンタム級にないスピード感のある試合を見せたい」


 RIZINのバンタム級は堀口恭司がベラトールの王座と合わせ絶対王者として君臨していたが、昨年8月の名古屋大会で朝倉海が堀口を1RKOで破り、大きな地殻変動を起こす。海は10月には元UFCファイターの佐々木憂流迦を破り、大晦日に堀口vs海の再戦がマッチメイクされたが、堀口が怪我で欠場。返上した王座を海とマネル・ケイプの間で争うこととなったが、ここでケイプが2RKO勝ちで第2代王座に就くというどんでん返しの連続。堀口の絶対王政時代から一気に混沌の戦国時代の様相を呈している。

 井上はこのRIZINバンタム級に殴り込みをかけた形となるが「今のチャンピオンのケイプ選手、堀口選手、海選手と最終的にできて勝てたらいいなと思っています」とベルト、もしくはそれに並ぶバリューのある選手との対戦を視野に入れた。

 今回はバンタム級に上げて2戦目となるが「しっかりやってきましたし、前回の試合も全然調子が良かったので全然いけると思う。フライでもいけるにはいけるが、前回、バンタム級でやったときのほうがいつもより調子が良かったと思うので、問題ない。バンタム級のほうが今だと見てくれる人がたくさんいると思うので、そこで自分も頑張っていきたい」とバンタム級での戦いに自信を見せる。そして最後に「今までのバンタム級にないスピード感のある試合を見せたいと思う」と話した。
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