斎藤工の撮影の活力は“赤ちゃんパワー”!

江島と平野の話に耳を傾ける斎藤“記者”

伊藤美誠は異次元のスタイルを持つ、オリジナル


 東京オリンピックで注目の卓球選手を聞かれると、平野は「伊藤美誠」と即答。「注目のトップ選手を何人も倒した異次元のスタイル。“伊藤美誠、やっぱり、怖いな”と思わされる彼女の独自スタイルでベストパフォーマンスができれば、中国に勝って金メダルが獲れる」と断言。「どんどん新しい技を作っていける選手で、卓球関係者も見ていてわくわくするプレースタイル」と太鼓判を押す。

 その後、斎藤は平野が持参したロンドンオリンピックの銀メダルを手に「やっぱり、ずっしり重いですね。物量の重さというよりは、想いの重さをすごく感じますね」と感想を述べ「ふだんはどうやって保管している?」と尋ねると、平野は「棚にしまってある(笑)」と意外な回答。

 続いて、パラリンピックに向けての環境整備についての斎藤の質問に、江島は「アテネに出発するときはメディアは誰もおらず、メダルを獲って帰国してようやく2~3人程度。テレビでも放映はほとんどなく、世の中に浸透していない印象だった」と振り返る。「そこから、いよいよ東京まで時間が経つにつれ、みなさんの理解が深まった。素直に“やっててよかったな”と思う」。それに対し斎藤は「注目されてから記事にするのではなく、スクープするのが記者の務め」と報道精神を口にした。

 最後の質問として斎藤は江島に東京オリンピックに向けての意気込みを、平野には見どころを尋ねる。中学1年のとき水泳の練習中に脳梗塞で倒れたという江島は「初めてパラリンピックを知ったのは、障害を持って落ち込んで目標がないときにテレビでオリンピックのあとに流れていてなんとなく見たことがきっかけだった。それから飛び込んでメダルも獲り、東京オリンピックを今まさに目指している。15年活躍し、若い子が何人も“江島さんのようにメダルを獲りたい”と言ってくれて“やっててよかった”と思う。自分の時と同じように、今度は伝える立場」であることを「使命」だと語る。それに対して斎藤は「アスリートの線の強さを感じた。アスリートの方は、バトンを繋ぐ意識がある」と気づきがあったという。平野は「代表選手は死に物狂いで練習に取り組んでいる真っ最中。人生が変わるような大きな大会に、いろんな形で携わり日常にはない体験が得られる」と特別な瞬間に期待を募らせつつ、「すでに出場選手が決定している男女のミックスダブルが、全卓球の種目で一番金メダルに近い」と予想も展開。2人の話を受けた斎藤は、「観客というよりは仲間に混ぜてもらっている感じがしている」と締め括った。