倉本聰、衝撃を受けた巨匠・黒澤明の絵コンテ

「倉本聰 点描画とやすらぎの刻 展」の内覧会に出席した倉本聰
脚本家の倉本聰が9日、自身の絵画展「倉本聰 点描画とやすらぎの刻 展」の内覧会に出席。脚本を書く傍ら、十数年におよび描き続ける絵画について語った。

脚本家として知られる倉本だが、16年ほど前からはライフワークとして、点で絵を描く「点描画」を始めた。本展では、脚本家として多忙な日々を過ごす倉本が、富良野の自然に囲まれながら、日々感じたことを詩文と共に描きためた絵画約70点を展示。関東地方では初開催となる。

テレビの画素からアイデア

ひとつの作品完成までに約8万もの点を打つという繊細な倉本の絵画。点描画という手法を選んだのは、「テレビの画素」がヒントだったとか。「テレビは、点が集まって映像になっているでしょ。それで、点で描くのを思いつきまして。ボールペンは1.0、0.7、0.5…と太さに種類がある。その他にも、点の密度や、ペンを押し当てる強さを変えれば、違いが出せる。描いていると、段々と点で作られた絵が浮き上がってくるのが面白くて」と、点描画の魅力を語った。

絵を始めたのは、巨匠・黒澤明の影響

意外にも、絵を描こうと思ったきっかけは映画界の巨匠・黒澤明の影響。「役者に芝居のイメージを伝えるのに、絵コンテを描いて渡すんですが、あるとき黒澤さんのコンテを見たら、なんと、ひとつひとつ油絵で描いている。それに衝撃を受けました。僕もどうすればいいだろうかと思って」と、黒澤からの影響が、絵画を始めた理由だったと明かした。
巨匠・黒澤明の絵コンテに衝撃を受けたと語る倉本
本展では、深く張り巡らされた木の根など、樹木を題材にした作品を数多く展示。「木は呟いている気がするんです。例えば樹齢500年という木は、安土・桃山時代に芽吹いている。木は日本の歴史を見てきているはず。木が持っているものを考えていると、哲学的な世界に入っていけます」と倉本。自然に向き合う倉本ならではの着眼点を語った。

「倉本聰 点描画とやすらぎの刻 展 〜森のささやきが聞こえますか」は、松屋銀座で10日から開幕。
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