Official髭男dism、カネコアヤノにCDショップ大賞「より良い音楽を求めて作っていきます」

カネコアヤノ
 大賞は、何回でも聞きたい素晴らしい作品を<赤>、新人の素晴らしいアルバムで受賞をきっかけにブレークが期待されるお勧めしたい作品を<青>として選出。Official髭男dismは<赤>で、カネコは<青>で受賞した。

 藤原聡は「この素晴らしい賞をいただけたことで、Official髭男dismというバンドを、『Traveler』というアルバムを初めて知って下さる方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、どうか皆さんの心に寄り添えますようにと祈っています。引き続き、より良い音楽を求めて作っていきます」と喜びのコメント。

 カネコアヤノは「いろいろな賞より、なぜかトクベツです。すごくうれしい。そして、本当に本当に本当にありがとう、という想いです。音楽を続けていきます」と喜んでいる。カネコは、弾き語りとバンド形態でライブを行っているアーティストで、2018年に発表したアルバム『祝祭』は第11回CDショップ大賞の入賞作品に選ばれている。

 カネコを選出した店員は「人とは同じになれない不器用な人間の「本当の等身大」があふれているような気がします。万人のためではなく自分と自分の周りだけ届いてくれればいいような、静かな作品です」としている。
ビリー・アイリッシュの『ホエン・ウィー・オール・フォール・アスリーブ、ホエア・ドゥー・ウィー・ゴー?』
 洋楽部門では、米グラミー賞で圧巻の4冠となった米アーティストのビリー・アイリッシュの『ホエン・ウィー・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥー・ウィー・ゴー?』が選ばれた。
 
 大賞<青>のカネコアヤノら、一部の受賞者は、18日19時から配信の「第12回CDショップ大賞 2020 受賞記念番組」に出演。受賞コメントを発表するほか、一部はライブパフォーマンスも行う。
 
 店頭でCDを販売するショップ店員たちが選ぶ賞で、受賞したアーティストは必ずブレークするとも言われている。第12回は2019年1月1日から2019年12月31日までにリリースされた邦楽のオリジナルアルバムを選考対象としている。昨年第11回の大賞は<赤>が星野源の『POP VIRUS』、<青>が折坂悠太の『平成』だった。
□第12回CDショップ大賞受賞者:http://www.cdshop-kumiai.jp/taisho/about/
□CDショップ大賞 | 全日本CDショップ店員組合:http://www.cdshop-kumiai.jp/taisho/
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