村西とおる「全裸監督」間男シーンに「山田孝之君はよくぞ演じてくれた」

名言「ナイスですね」を使うべきタイミングとは?
 また、自身の名言の使い方についてもレクチャー。「『ナイスですね』をどういう時に使うかというと、男性が女性の脚の付け根を30センチくらいの至近距離でご確認になられた時に言うべき言葉なんです。30センチくらいの距離にきますと、我々は黄色人種でございますので色素沈殿しております。ところが半知半解の男は、見た瞬間にあんまりなことを言う奴がいる。女性はとっても気にするんです。そういう時に言ってもらいたい言葉が『ナイスですね』。そうすると女性は“この方はいろいろ言いたいことがあるだろうけど『ナイスですね』という雅やかな言葉を私に発信してくれた。こんな深いパーソナリティをしている人材なのか”と思っただけで極まるんですよ」と熱弁を振るった。

 前科7犯、アメリカで懲役370年を求刑され、借金50億円……とさまざまな逸話を持つ村西は、ファンから悩みについて問われると「ポジティブに考えることで乗り切ってこられた気がしますね。人間には最後の最後まで諦めない、そういう生命力が備わっている。『もはやこれまでだ』と思ったらこれまでなんですよ。でもね、自分自身が考える絶望だから。客観的には絶望なんてないですね」と持論を展開。「だから清原(和博)君だとか槇原(敬之)君が、1回や2回捕まったって顔を隠したりオロオロしていることが、僕から言うと片腹痛いんです。世の中は前科7犯でもちゃんと受け入れてくれるんですよ。前科7犯っておぞましいでしょう? おぞましくてもこうして世の中に出てお仕事をさせていただいている人間がいるんだから、めげる要因は何ひとつないんですよ」と村西なりのエールを送った。