3月18日は「世界睡眠デー」西野精治先生が考えるスタンフォード式“脳が眠れる枕”とは?

寝ている時に頭部の温度が下がることが質の良い睡眠につながるという
 そんな睡眠に欠かせない道具といえば枕である。枕の重要性を「頭部というのは深部体温(体の内側の温度)の動きとまったく一緒。寝ている時に温度が下がるのが自然で、質の良い睡眠にもつながります。それなのに頭部に熱がこもるような枕も多い。昔ながらの“そばがらの枕”は、熱がこもらず頭部を冷やすので機能として優れているんです」と語る西野先生。

 今回、西野先生が監修に携わった「ブレインスリープピロー」では、深部体温が下がると深い眠りにつけることに着目し、睡眠の要である頭部を冷やして「黄金の90分」を生み出すテクノロジーを凝縮した。3次元編成体の糸をメッシュ構造にして通気性の高さを実現、寝返りを打つことでポンピング(枕の呼吸)が生まれ、就寝中の熱や汗をスムーズに放出する。

 また、自分に合った形状も枕選びの重要なポイント。「ブレインスリープピロー」は頭部を包み込むアジャスト層、頭部と頸椎を支えるサポート層、寝返りを打っても形状をキープするベース層の三層構造にすることでオーダーメイド並みのフィット感を体感できる。「個人差があるので、万人に合う枕というのはひとつでは難しいのですが、そういう形状を目指しています。中央が周囲に比べて薄くて、中心が凹みやすくなっているため、使っているうちに形がなじんでくる。頭の向きを変えても違和感がないんです」。