不可思が安保瑠輝也の「予期せぬ攻撃」に警戒【3・22 K’FESTA.3】

鋭い右ストレート
左ハイも強烈

二段蹴りとか胴回しには気を付けている


 今回対戦する安保についてはその参戦前から「戦いたい相手」として名前を上げていたのだが、安保の魅力については「試合も派手な試合が多くて面白いし、試合を通じてお客さんを楽しませようと意識している選手だとはK-1に来る前から見ていて思っていた。そういう選手と自分がやれば絶対に盛り上げられると思っていたので、そういう部分でやりたいと思っていた」と話す。安保は昨年はゲーオ・ウィラサクレックとのタイトル2連戦がともに延長判定による勝利で、その前の佐々木大蔵戦も含め昨年はKO勝ちが一つもなかったのだが「そういうのは相性的な部分が大きいと思う。爆発力が鳴りを潜めているという印象を持つ人もいると思うが、しようがない部分もある。それだけゲーオがうまいということ。だから瑠輝也選手がどうこうということは特に考えていない」と油断はない。

 そして「絶対に盛り上げられると思っていた」とは言いつつも「まあ、(瑠輝也のいいところは)引き出したくはないですよね(笑)。引き出さずに勝ちたいです」と圧倒したうえでのKOを示唆した。

 16日に行われた公開練習で安保は不可思の戦闘力を5段階で評価。そこでは不可思の警戒するところとして「精神力」を上げていたのだが、不可思は安保については「飛び道具というか、分かりづらい技がある。二段蹴りとか胴回し(回転蹴り)とか。そういう予期せぬ攻撃をもらわないようにということは気を付けている」などと警戒点を挙げた。ちなみに不可思は安保の公開練習については「見ていない」という。