「全裸監督」村西とおる「世の中は前科7犯でもちゃんと受け入れてくれる」

『人生、死んでしまいたいときには下を見ろ、俺がいる。』書影
 自身の名言「ナイスですね」の使い方についてもレクチャー。「どういう時に使うかというと、男性が女性の脚の付け根を至近距離でご確認いただいた時に言うべき言葉なんです。我々は黄色人種でございますので色素沈殿しております。ドドメった色合いの色素沈殿した小陰唇の色素感覚が目に痛いのでございます。そんな時、間髪入れずに『ナイスですね』と言うことで、姫君はこうした深い人格を持った男とこれからまぐわうのかと感動し、極まるのです」と解説。膣からバフバフと雅やかな音が出たら「ファンタスティック」、潮を吹いたら「ゴージャス」などと共に、身につけると無敵の言葉だとした。

 ファンから悩みについて問われると、自身の経験を交え「私は絶対にネガティブにならない。だから清原(和博)君だとか槇原(敬之)君が、1回や2回捕まったって下を向く必要はないんです。世の中は前科7犯でもちゃんと受け入れてくれるんですよ。前科7犯っておぞましいでしょう? おぞましくてもこうして世の中に出てお仕事をさせていただいている人間がいるんだから、めげる要因は何ひとつないんですよ」とエール。

 村西は、珠玉の名言を集めた同書を「何かあったら私のことを思い出してください。『あんな馬鹿が、愚か者が生きているのなら私はまだまだ大丈夫』だと。そういう時に(ソフトバンクグループの)孫正義さんとか(ユニクロの)柳井正さんなど、宝くじに当たったような人のことを考えてもどうにもなりません」とPRした。
『人生、死んでしまいたいときには下を見ろ、俺がいる。』
【著者】村西とおる【刊行】祥伝社新書【定価】本体860円+税
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