やっぱり誰かと一緒がいい! 外出自粛で広がるオンライン交流は料理から合コンまで

イラスト・ミクニシオリ

飲み会だけじゃない! 料理やストレッチも時間を決めて一緒に



 SNSを中心に「リモートお茶会」「オンライン飲み会」が流行している。クラウドミーティングアプリ「ZOOM」や、インスタのライブ機能を使って、それぞれの家でお酒や食べ物を用意して画面越しでも乾杯を交わそう、という動きだ。

 オンライン飲み会に始まり、さまざまな時間を「ビデオ通話」で一緒に過ごそうという動きも強まっている。中には「ビデオ通話」ならではの良さ出るものも。

 例えば、パーソナルトレーナーたちがレッスンをオンラインレッスンに切り替えたことを皮切りに、友人同士で時間を決めて、ストレッチや筋トレを一緒にしようという「オンラインストレッチ」を楽しむ女性が増えている。

「仕事が在宅な上に、ジムも休みになっちゃってもうブクブク太ってしまって……でも、結局一人だと毎日はできなくてサボっちゃうから、友達とLINEでFace Timeをつないで、一緒に運動をすることにしました。一人だとフォームのチェックはできないけど、Face Timeにつないでいるので、画面をチラ見しながら”腰反ってるよ”、”足下がってるよ”など声をかけあってやっているとモチベーションも高くなるし、定期的に続けていきたいですね」(20代・女性)

 今までジムやランニングは面倒でできなかったという人でも、友達と時間を決めてやればできるかも。100均などでヨガマットを用意すると捗る。

 同じくFace Timeを利用して、時間を決めて料理を楽しむ「オンライン料理」を親子でしているという人も。

「実家が近いのでよく帰っていたのですが、実家には祖母もいるため今は控えています。大好きなお母さんとも会えなくなってしまったので、動画で通話しながら料理を一緒にしています。これなら家事もこなせるので、忙しい母の時間を圧迫しません。母が今日作るものに合わせて私も買い物をして、一緒の料理を作ります」(20代・女性)
 
 親子でのオンライン料理は、子どもからすると自宅でかんたんに母の味が再現できるという意味でとてもいい。親も子どもとの交流になるので、大学生でまだ料理が上手にできないという子どもと一緒にやるのもいい。