【インタビュー】BOXER KIDが7年ぶりのソロアルバムリリース「やりたいことはやり切る」



ーー今作で表現できたBOXER KIDの世界観というのはどのようなものだと思いますか?

質問の答えになっているかやや不確かではありますが、レゲエへの想いだと思います。多くの人にとってレゲエは特殊な音楽かもしれませんが、今作の制作を通してやはり自分にとって人生を費やせるほどの音楽だとの気づきを得た。そして、生ある内は歌えなくなるまで歌おうとの覚悟を新たにしました。すべては気持ち次第であり、行動すれば何かが変わっていくということ。改めて今、いつまでもワクワクして新しいことを考えながらトライを続けていきたいと思っています。そうして生み出す自分の音楽が聴いた人のきっかけのひとつになれば幸いです」

ーーこのリリースを経て、2020年はBOXER KIDとしてどんな動きを見せられそうですか?

主宰レーベルNAKAMARU RECORDSも改めて動き出せたので、いろいろチャレンジをしたいと思っています。先ほども少しお話しした最近描いている画もキャンバスに落とし込んで発表したいのと、Tシャツなどアパレル面での動きも考えています。その他、毎週OA中のラジオやHEYZ CAFEでのイベント『THE PARTY』もぜひチェックしてみてほしいです。

ーーソロ2枚目となる今作を受け取ったみなさんにどのように聴いてほしいですか?

作った側から言わせてもらうと、完成した時点で100点なんです。この後は聴いたみなさんそれぞれで少しでも何かを感じてもらえたらと思います。また、昨今の新型ウイルスの影響でライヴはもとより外出を控えている人も多いと思います。こんな時こそ、作品に触れて音楽の力を再確認してみるのはいかがでしょうか。その上で、この騒動が収束に向かって世の中が落ち着いた際には、ぜひダンス(ライヴやイベント)の現場にも足を運んでもらって、とにかく好きなように楽しんで欲しいです。時間は絶対に戻ってこないので、後悔のないように充実した毎日をすごしてください。

NAKAMARU RECORDSより発売。2500円(税抜)
ニューアルバム『THE PARTY』4月29日(水・祝)発売
タイトルトラックの「THE PARTY」を筆頭に、「名称未設定」「NEW ERA」など全11曲を収録。NAKAMARU RECORDSより発売。2500円(税抜)。

【BOXER KIDプロフィール】
BOXER KID PROFILE/大阪を拠点に活動する5人組レゲエ・クルーMIGHTY JAM ROCKのDee Jay。他のメンバーに同じくDee Jay のJUMBO MAATCH、TAKAFINとMC&セレクター兼プロモーターのKYARA&ROCKがいる。伝説のTOKIWA CREWの発展的解消後、同僚であった前述の4人とともにMIGHTY JAM ROCKを結成、サウンド・システムDANCEHALL MECHA-DOGを擁して日本有数の夏フェス『HIGHEST MOUNTAIN』などを主催してきた。ソロとしても17歳でマイクを握って以降、ハードコア・メッセンジャーの異名のもと活動。2013年、主宰レーベルNAKAMARU RECORDSの設立と同時に初のソロ作品『BOXER KID MIXTAPE BY AKIO BEATS』(ユニバーサルミュージック)をリリース、7年ぶりとなる2020年4月自身名義のアルバム『THE PARTY / BOXER KID』を完成させた。



◆公式ウェブサイト:http://www.mightyjamrock.com/
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