“17歳の二刀流”西川大和が修斗初参戦。初代女子王座決定トーナメント準決勝2試合も開催【5・31 修斗】

「修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント」準決勝で対戦する黒部と大島

不動の優勝候補・黒部に大島がどう立ち向かうか!?


「Road to ONE:2nd」から今大会へのスライドがアナウンスされていた西浦ウィッキー聡生(KRAZY BEE)と論田愛空倫の一戦は、論田が負傷のため欠場。代わって世界ランカーのSASUKE(マスタージャパン)がウィッキーと対戦する。

 また中止となった3月29日の後楽園ホール大会で開催予定だった「修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント」の準決勝、「黒部三奈vs大島沙緒里」と「杉本恵vs中村未来」が今大会で行われる。勝ち上がった2名が修斗史上初となる女子王座決定戦に駒を進める。

 第5代DEEP JEWELSアトム級王者の黒部は修斗参戦後、圧倒的な実力を見せつけ2連勝。この不動の優勝候補・黒部に昨年の「全日本アマチュア修斗選手権」で過去最高レベルといわれたアトム級トーナメントをぶっちぎりの強さで勝ち抜いた大島がどう立ち向かうのか。大島と杉本が勝ち上がればAACCの同門対決となる。

 合わせて「インフィニティリーグ2020」にエントリー中の石井逸人(TRIBE TOKYO M.M.A.)の参戦が決定。“津田沼の新特攻隊長”齋藤翼と対戦する。齋藤は昨年9月に藤井伸樹に敗れたものの、それまで1分けを挟んで7連勝を記録。齋藤にとってはインフィニティリーグ優勝候補の最右翼である石井との対戦は再浮上への大きなチャンスとなる。

 またバンタム級では第8代環太平洋バンタム級王者・岡田遼(パラエストラ千葉)と倉本一真(修斗GYM東京)による世界バンタム級暫定王者決定戦が行われることが先駆けて発表されている。

 今大会は新型コロナウイルス感染防止の観点から無観客大会として行われる。会場全体の消毒や手洗い・うがい・試合前から2週間後までの体調&検温報告の義務化などの基本的な対策に加えて、ソーシャルディスタンスに極力配慮した控室の設置や試合数を検討。そして選手の免疫力の低下を防ぐため水抜きなどによる体重調整を極力排除した「通常階級より1階級上での当日計量」等を実施する。
今大会では岡田遼vs倉本一真の世界バンタム級暫定王者決定戦も行われる
「PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.3」(5月31日)
〈この日発表されたカード〉
◆修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント準決勝 5分3R
黒部三奈(マスタージャパン)vs大島沙緒里(AACC)

◆修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント準決勝 5分3R
杉本 恵(AACC/インフィニティリーグ2019王者)vs中村未来(マルスジム)

◆ライト級5分3R
SASUKE(世界フェザー級6位/マスタージャパン)vs西浦ウィッキー聡生(KRAZY BEE)

◆フェザー級5分3R
石井逸人(世界バンタム級10位/TRIBE TOKYO M.M.A.)vs齋藤 翼(FIGHT FARM/総合格闘技津田沼道場)

◆ライト級5分2R
木下タケアキ(和術慧舟會HARTS)vs西川大和(西川道場)

〈既報のカード〉
◆世界バンタム級暫定王者決定戦 5分5R
岡田 遼(同級1位・環太平洋王者/パラエストラ千葉)vs倉本一真(同級2位/修斗GYM東京)
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