遠藤哲哉がKO-D無差別級王者・田中将斗への“挑戦剣”を奪還【DDT】

“挑戦剣”を取り戻した遠藤

挑戦時期については今林APが「しかるべき場所を」と返答


 遠藤は「1回、“こんな挑戦剣いらない”と言ったけど、レスラーは自分の発言に責任を持たなきゃいけない。前回(5月2日)、“挑戦剣を取り戻す”と言った。言ったことは守る。有言実行だ。今林さん、この剣はいつ使えるんだ?」とまたもマイクで今林APに問いかける。

 本来、この挑戦剣はさいたまSAで使用できるものだったが、同大会の開催が見合わせになってしまったため、現時点では未定となっており、今林APは「しかるべき場所を用意します」と回答するにとどまった。

 再びマイクを持った遠藤は「今日もこんな薄暗い会場で、観客もいない中でプロレスしたけど、なかなか慣れないものだな。オレたちもつらいけど、世の中の全員、総じて大変な思いをしてると思う。でも絶対、100%、この苦境を乗り越えて、また満員の会場でプロレスができるよう、DDTのレスラー全員で願ってる。その前に挑戦するのかもしれないけど、それまでこれは守り抜く」とアピールした。

 バックステージで遠藤は「有言実行。言ったことには責任取る。(2試合でも)あんなヤツ、余裕だよ。力でしかモノを言わせられない。ちょっと頭を使えばね。頭の差だよ」とコメント。わずか14日で遠藤に“挑戦剣”を獲り返されてしまった樋口は、長い沈黙の後、「また一からやり直します」とガックリ肩を落とした。
セミでは赤井沙希が七番勝負で安納サオリに勝利を収めた
「DDT TV SHOW!#3」(5月16日、DDT TV SHOWスタジオ)
◆オープニングマッチ 30分一本勝負
○樋口和貞(3分9秒、カナディアン・バックブリーカー)中村圭吾●

◆第2試合 アイアンマンヘビーメタル級選手権試合 30分一本勝負
〈王者〉×男色ディーノ(6分28秒ぐらい、だめだこりゃ)アントーニオ本多×〈挑戦者〉
※第1479代王者の防衛戦は無効

◆第3試合 30分一本勝負
HARASHIMA&○吉村直巳(8分32秒、体固め)高尾蒼馬&マッド・ポーリー●
※ドリル・ア・ホール・パイルドライバー

◆第4試合 ハードコアマッチ 30分一本勝負
○ヨシヒコ(15分48秒、輪廻転生)勝俣瞬馬●

◆第5試合 30分一本勝負
○秋山準&石井慧介(10分39秒、逆エビ固め)渡瀬瑞基&岡谷英樹●

◆セミファイナル 赤井沙希“おきばりやす”七番勝負第6戦 30分一本勝負
●安納サオリ(11分21秒、ケツァル・コアトル)赤井沙希○

◆メインイベント DAMNATION vs ALL OUT! 30分一本勝負
佐々木大輔&○遠藤哲哉(15分12秒、片エビ固め)竹下幸之介&彰人●
※サソリ固めを切り返す。彰人の持ついつでもどこでも挑戦権が遠藤に移動。

◆緊急決定試合 いつでもどこでも挑戦権使用~KO-D無差別級王座挑戦剣争奪戦 60分一本勝負
〈剣保持者〉●樋口和貞(10分2秒、片エビ固め)遠藤哲哉○〈挑戦者〉
※シューティングスター・プレス。遠藤がKO-D無差別級王座挑戦剣を奪取。
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