オンラインで握るおにぎりって?「おにぎりキャラバンオンライン」盛況

参加者に毎回必ず伝える「毎日のごはんは宝物」についてのお話
 ワークショップにはどんな方が参加されているのでしょうか。

菅野「開始当初は教室の生徒さんが中心でしたが、最近は告知を見て全国からの参加者が増え、とても驚いています。北海道、仙台、大阪、京都、鹿児島……五島列島から参加されている方もいらっしゃるんですよ。さまざまな地域や世代、性別の方が一堂に集まるのはこの形じゃないとできないですし、オンラインってすごいなと実感しています。おかげで80代のおばあちゃんが画面の前に来てくれたり、障がいのあるお子さんが参加してくださったり、お家にいるメンバーがみんなで集まってくれるんです」

 参加されている方からの感想を教えてください。

菅野「何回か参加されたお子さんから、おにぎりを握るのが上手になったという感想をいただきました。イヤイヤ期のお子さんはごはんを食べるのを嫌がるんですけど、みんなでおにぎりを作るとすごい量を食べてくれるそうで、参加するお子さんが楽しく食べてくれて、お母さんはラクな時間を過ごせるという感想も。子育てがひと段落した方は『かわいい子どもたちに癒された』とか。子どもたちはオンラインの世界に興味津々で、全国の人と同じ時間につながっていることが刺激的みたいです。運営側でミュートボタンを駆使するなど、舞台裏はバタバタですが(笑)、こちらの声も聞いてもらえるように工夫しています」