DDT軍が拳王率いる「金剛」に惜敗! 高木社長は対抗戦を凍結へ【DDT】

「ドラマティック・ドリーム号」を持ち込んだ高木

高木「テメエとは全く合わない。自由にやれ」


 試合後、高木は「拳王! 金剛! 肌合わせてみて感じたことがある。テメエとは全く合わない。プロレス観も、取り組み方も、イデオロギーも全部違う。ノアとは合わねぇよ。だからオメエらはオメエらの自由にやれ。俺たちDDTも勝手にやらせてもらう。DDT、ノアは考え方、やり方が違っても、ベクトルは同じ。てっぺんを狙ってる。オメエらが勝手にやって、二つの存在がでかくなって、減らず口叩くなら、また会うかもしれないな」とマイク。

 バックステージで、拳王は「オイ、高木! 高木三四郎、オマエがノアの社長と認めねぇ。ずっと認めねぇ。オマエなんか勝手にやっとけ。俺たちは金輪際、オマエらにかかわらない。俺は俺の道を進む」と吐き捨てた。

 高木は「樋口はノアに参戦したことがある。松永はノアの旗揚げからリング屋をやってた。肌を合わせないと分からなかったけど、歴史も教わり方も出自も違う。もともとアイツからブチブチ名指しして言ってきたけど、俺は両方の団体に愛情を注いでる。東京女子にも、ガンバレ☆プロレスにも『まっする』にも全部愛情を注いでる。今厳しいよ。道場マッチのノーピープルやって思ったけど、最低限ライティングも整えてやってる。見える部分は。今日やって、“しばらくいいかな”って。樋口は暴れ足りないかもしれないけど。(ノアの)リングには口は挟まない。無観客試合だけど『WRESTLE PETER PAN』にこだわりたかった。いつもと違うって。(金剛は)ちょっかいかけてくるだろうけど、スルーする。経営者として、二つの団体を任されてる。お互いに上を目指していきましょう。個人が思って、現場が(ノアと)やりたいと言ったら、動かすのは世論。オレと拳王が試合するって、狙ってるわけじゃない。もっとやる相手がいる。欠場してたわけじゃないけど、(心臓の手術もあって)5カ月ぶりに試合したけど、大丈夫だと思った。これからタイミングを見て、試合します」とコメント。高木自身は「金剛」との対抗戦は凍結する意向を示した。
メインで行われたラスト万スタンディングマッチでは竹下がヨシヒコに勝利を収めた
「WRESTLE PETER PAN 2020【DAY1】」(6月6日、DDT TV SHOWスタジオ)
◆オープニングマッチ DDTにレギュラー参戦したい選手によるシングルマッチ 30分一本勝負
○島谷常寛(5分40秒、逆打ち)立花誠吾●

◆第二試合 30分一本勝負
石井慧介&●HARUKAZE(8分57秒、ジャーマン・スープレックス・ホールド)大和ヒロシ&安納サオリ○

◆第三試合 30分一本勝負
○高尾蒼馬&マッド・ポーリー(10分22秒、片エビ固め)中村圭吾&岡谷英樹●
※ダイビング・フットスタンプ

◆第四試合 新潟女子プロレス(#njpw)プレ旗揚げ戦 in 坂井精機株式会社 時間無制限一本勝負
○水戸悠夏子(4分18秒、片エビ固め)ポコたん●
※ビューティフル・クロスボディ

◆第五試合 30分一本勝負
秋山準&●渡瀬瑞基(13分19秒、片エビ固め)彰人&飯野雄貴○
※スピア

◆第六試合 DDTvs金剛全面対抗戦! 30分一本勝負
高木三四郎&樋口和貞&●松永智充(19分19秒、トルネードクラッチ)拳王&マサ北宮&覇王○

◆セミファイナル DDT UNIVERSAL選手権ハードコア3WAYマッチ 60分一本勝負
〈王者〉○佐々木大輔(24分12秒 佐々木式ウラカンラナ)勝俣瞬馬●〈挑戦者〉
※もう1人の挑戦者は木髙イサミ。第2代王者が3度目の防衛に成功。

▼メインイベント TOKYO 2020 LAST MAN STANDING 時間無制限一本勝負
●ヨシヒコ(15分4秒、爆発)竹下幸之介○
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