遠藤哲哉がKO-D無差別級王座初V。6・27新宿でタッグ王座挑戦決定【DDT】

善戦した上野だったが最後は遠藤の変形ゆりかもめでギブアップ

「いつどこ」行使の上野を返り討ち


 すると、この日のセミファイナルでの「いつでもどこでも挑戦権争奪戦」でMAOをウラカンラナ・インベルティダで制した上野勇希(24)が脱兎のごとく現れ、遠藤にミサイルキックを見舞って権利の行使を宣言。緊急決定試合として、急きょタイトル戦が行われることとなった。

 上野はSTFから、チョップ、エルボー、ドロップキックなどで攻め立てたが、耐えた遠藤は15分過ぎ、スワン式ダイビング・エルボーを繰り出す。上野は雪崩式フランケンシュタイナーから、フライング・ボディープレスで反撃するもカウントは2。上野はさらにムーサルトプレスを狙うも、遠藤は剣山でカット。そして遠藤が変形ゆりかもめで絞め上げると、上野はたまらずギブアップ。メイン終了後、休む暇もなくタイトル戦に臨んだ遠藤が初Vを成し遂げた。