前女子アトム級王者・高梨knuckle美穂がMIOに対戦要求【6・28 Krush.113】

壽美の右ストレートがヒット(撮影・堀田真央人)
壽美が判定勝ち(撮影・堀田真央人)

女子フライ級戦で壽美がNA☆NAを返り討ち


 第4試合では女子フライ級で壽美(NEXT LEVEL渋谷)とK-1グループ初参戦となる NA☆NA(エスジム)が対戦した。Krushの女子フライ級は先日、K-1との2冠王だったKANAが王座を返上。空位となった王座奪取へ向け、ともに勝利はもちろん、試合内容も問われる試合となった。

 1Rから壽美がプレッシャーをかけて前に出ては左ミドルに左のインロー。そして左ストレートを的確に当てていく。NA☆NAは下がりながらもパンチを出し続けるが、壽美の勢いを止めることはできない。

 2Rに入ると壽美はなおも距離を詰め重い左ストレートを放っていく。NA☆NAも1R同様、下がりながらもパンチの連打を的確に壽美の顔面に当てていくが劣勢の印象はぬぐえない。

 3Rになると壽美は左のミドルからパンチのコンビネーションでNA☆NAを追い込んでいく。後がないNA☆NAも前に出てパンチを放っていくが、もう一つ距離を詰め切れずなかなかクリーンヒットを放つことができない。

 試合は判定となったが、ジャッジ3者とも終始プレッシャーをかけ攻め込んだ壽美を30-27で支持。3-0の判定で壽美が勝利を収めた。
この日のメインではライト級王者ゴンナパー・ウィラサクレックが3度目の防衛に成功(撮影・堀田真央人)
「Krush.113」(6月28日、東京・新宿FACE)
◆プレリミナリーファイト第1試合 Kushバンタム級/3分3R
●玉川らいと(K-1ジム総本部チームペガサス)(3R1分40秒、KO)嶋拓実(team ALL-WIN)◯

◆プレリミナリーファイト第2試合 Kushスーパー・フェザー級/3分3R
●髙口賢史郎(K-1ジム蒲田チームキングス)(判定0-3=29-30、28-30、27-30)北村夏輝(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)◯

◆プレリミナリーファイト第3試合 Krushバンタム級/3分3R
◯倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(判定2-0=30-28、30-28、30-30)片岡祐嘉(K-1ジム五反田チームキングス)●

◆第1試合 Krushライト級/3分3R・延長1R
●竹内悠希(K-1ジム五反田チームキングス)(1R1分35秒、KO)志村力輝(兼清流総本部)◯

◆第2試合 Krushライト級/3分3R・延長1R
◯龍華(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)(判定3-0=30-27、30-28、30-27)塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)●

◆第3試合 Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
◯斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定0-1=26-27、27-27、27-27)大泉翔(SHOW TIME GYM)●

◆第4試合 Krush女子フライ級/3分3R・延長1R
◯壽美(NEXT LEVEL渋谷)(判定3-0=30-27、30-27、30-27) NA☆NA(エスジム)●

◆第5試合 Krushライト級/3分3R・延長1R
●SEIYA(MAD MAX GYM)(3R31秒、TKO)弘輝(team ALL-WIN)◯

◆第6試合 Krush女子ミニマム級/3分3R・延長1R
◯高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM)(判定3-0=30-27、30-26、30-27)真美(Team ImmortaL)●

◆セミファイナル(第7試合)Krushライト級/3分3R・延長1R
◯堀井翼(K-1ジム五反田チームキングス) (1R1分45秒、反則)金子大輝(K-1ジム大宮チームレオン)●

◆メインイベント(第8試合)Krushライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
◯ゴンナパー・ウィラサクレック(王者/タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム) (判定3-0=30-29、30-28、30-28)篠原悠人(挑戦者/DURGA)
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