[インタビュー]荒川良々 × 黒島結菜 全世界を震撼させたあのジャパニーズホラーがシリーズ初のドラマ化『呪怨:呪いの家』

 一度、足を踏み入れたら最後、逃れられない呪いが待ち受ける呪いの家。恐怖の連鎖を引き起こす呪いを生んだのは、日本で実際に起きた数々の悲劇だった…!? 2000年にオリジナルビデオとして登場、瞬く間にジャパニーズホラーの代表格として日本のみならず世界をも震撼させた『呪怨』が、シリーズ史上初めてドラマ化。7月からNetflixで全世界独占配信されている『呪怨:呪いの家』に出演する荒川良々と黒島結菜が、これまでの劇場版シリーズとはまた異なる“ドラマ『呪怨』”の怖さを語る!
(撮影・堤博之)

意外と?「ホラーは平気」な2人


荒川良々(以下:荒川)「お会いするのはいつ以来でしたっけ?」

黒島結菜(以下:黒島)「確か、撮影が終わって打ち上げのときにご挨拶させていただいたのが最後だったと思います」

荒川「まさかこんな…リモート取材で再会することになるとはねえ(笑)」

 今回のコロナ禍しかり、ときに現実の世界では、ドラマや映画の世界でもまさかと思うような出来事が起こるもの。災害、事故、事件…。そんな実際に起きた悲劇の数々が“あの家”の呪いのもとになっていたとしたら…?

 2000年、オリジナルビデオとして誕生した『呪怨』。口コミで話題を呼び劇場作品としてハリウッド版リメイクも含めシリーズが次々と制作。劇場映画としては『呪怨』『呪怨2』(劇場版・2003年)、ハリウッドリメイクの『THE JUON/呪怨』(2005年日本公開)と『呪怨 パンデミック』(2007年日本公開)、さらに『呪怨 白い老女』『呪怨 黒い少女』(2009年)、『呪怨 終わりの始まり』(2014年)、そして『呪怨 -ザ・ファイナル-』(2015年)でシリーズは完結を迎えた。

 まさにJホラーの歴史に君臨する究極のシリーズだが、2人にとって『呪怨』はどんな存在?

荒川「僕が最初に『呪怨』を意識したのは、テレビで流れていた劇場版の予告編を見たのが最初でしたね。あの白塗りの男の子、俊雄くんが出てきて…。そのビジュアルが本当に強烈で、すごく印象に残ったことを覚えてます」

黒島「私は『呪怨 終わりの始まり』と『呪怨 -ザ・ファイナル-』にも、今回とは別の役で出演させていただいているんですけど、その最初のオーディションを受けるまで『呪怨』のことをよく知らなかったんです。当時は高校2年生、まだ17歳でした。だから今回も楽しみでした」

荒川「そうか、過去のシリーズに出演してらしたんですよね」

 そもそも、2人の“怖がり度”はどれくらい?

荒川「僕は、そこまで怖がりということはないです。大きな音で脅かされる系の演出は苦手ですけどね。あるじゃないですか、急に“ドン!”って来るやつ(笑)。ホラー映画でもハリウッドのスプラッター系とかゾンビもののような、笑いながらのんきに見ることができる作品は、けっこう見ています。でも『呪怨』シリーズもそうですけど、日本のホラーは本当に怖いので…」

黒島「私は、ホラー作品もけっこう冷静に見れますね。確かに私も、急にうわって驚かされるシーンは、あまり得意ではないんですけど、日本のホラーはどちらかというとだんだんと“あ、来る、来る…、来た!”みたいな感じだから、わりと大丈夫です」

荒川「でもよく、1回すかしたりするじゃないですか。来る…と思わせて、来なかった…と思ったら来たー!って(笑)」

黒島「ありますね(笑)」

荒川「1度、安心させておいてから来るという、ホラー映画にはよくある演出ですよね。あと、スケベなことをしてると殺されちゃうとかね」

黒島「なるほど(笑)」


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