「年間最高試合」の安保瑠輝也vs山崎秀晃がタイトルマッチで再び【9・22 K-1大阪】

貫禄のコメントを残した安保

安保「もっと圧倒的に一方的な展開を見せようと思っている」


 安保は「4連続タイトルマッチになる。外国人選手とやってもベルトの価値が上がらないと思う。山崎選手は最近調子がいいので、この辺でやってもいいかなと思って試合を受けた」「今でも山崎選手にはリスペクトは持ってるが、1回KOで勝った相手なので、自分自身心の底からやりたいマッチメイクではない。だから勝って、次の展望をリング上で言わせてもらう」「1年半前の試合からお互いに4戦して4連勝だが、戦っている相手の質とかレベルが全然違うと思うので試合ではその差が出ると思う」などとそれぞれ語った。

「集大成」という言葉を使いこの試合にかける強い思いを表現した山崎は「ラストチャンスのつもりで挑む。年齢は年齢だが、今が一番いい状態。この時期に試合を受けてくれた安保選手や関係者に感謝。その思いも込めて、応援してくれる人の思いも込めて集大成を見せたい」。そして「自分は小さいころからK-1が大好きだった。そこに生きた証を残したい」とも話した。

 これに安保は「素直にうれしいが戦ってきた選手のレベルの違いを見せていかないといけない。1年半前のような盛り上がる試合は見せるが、もっと圧倒的に一方的な展開を見せようと思っている」と王者として貫禄のコメントで返した。
「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」(9月22日、大阪・エディオンアリーナ大阪)
〈この日発表されたカード〉
◆K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
(王者/日本/team ALL-WIN)安保瑠輝也vs山崎秀晃(挑戦者/日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

◆K-1 WORLD GPライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
(王者/日本/FLYSKY GYM)林健太vsゴンナパー・ウィラサクレック(挑戦者/タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)

◆スーパーファイト/-63.5kg契約/3分3R・延長1R
(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)卜部功也vs篠原悠人(日本/DURGA)

◆スーパーファイト/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R
(日本/月心会チーム侍)和島大海vsラーシーシン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)

◆スーパーファイト/K-1女子ミニマム級/3分3R・延長1R
(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)MIO vs高梨knuckle美穂(日本/Y’ZD GYM)
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