【インタビュー】 DEEP SQUAD、6人で新たな船出! 結成1年の日に「Get With You」でデビュー

左から、TAKA、宇原雄飛。撮影・堀田真央人
ーー6人体制になってそろそろ1年。どんなことを考えながら活動してきたのでしょうか。

TAKA:オーデイション終わってからイベントに出させていただいたり、LDHのカウントダウンライブという大きなステージにも立たせていただいて、いろんな経験をさせていただきました。そのなかで何よりも新メンバーの成長が素晴らしいですね。

YUICHIRO:4声だったグループが、3声に減り、6声に増えて。ライブでもレコーディングでも試行錯誤しながらやってきました。もう少し早めにデビューしようと計画もしてたんですけど、その通りにははいかず、いろいろズレて。いろいろ感じたこともあったんですけど、逆に今となってはそのズレがちょうど良かったって思います。新メンバーも歌の面で成長してくれましたし。

TAKA:人前で歌う機会がないうえに、ステイホーム。その環境のなかで、それぞれができるかぎりのことをやってきました。入ったばかりの3人は、リモートでボーカルレッスンを受けていたりとか。ライブができないことへの想いだとか、もどかしさがグループが成長する後押しになったのかなとも思います。

YUICHIRO:デビューは結成した日、オーディションの日だった7月22日になりました。

TAKA:なるべくして、このタイミングでのデビューになったのかなと思います。最初はなんという運命のいたずらだと、新しくスタートして加速していこうというときにコロナかと思いました。でも、それが糧になって今があるんだと、少し思えるようになってきました。まだ先になるでしょうけど、いつか振り返る時に、大切な時間だったなと思えるように、今は頑張るだけです。

ーーKEISEIさんはどんなことを考えながら、デビューまでの1年を過ごしてきたんでしょうか。

KEISEI:新メンバーの成長スピードがすごいってことですね。彼らを見ていると自然と自分と比較してしまうんです。僕が10代の頃はこんなに歌えていたか、どんなことを考えていただろうって。僕は……なんていうかワンウェイで、歌いたいと前に突き進んで行くことしか考えていなかったですけど、3人は……みんなクリエイティブなんですよ。作りたいとか、プロデュースしたいという思考も持っている。まだ外に向けて発信されていないから伝わらないかもしれないんですけど。

ーー具体的にどんな事からそう感じるのですか?

KEISEI:分かりやすいものだと、みんな曲が作れる。こんな曲作りましたみたいに送ってくるんですよ。ステイホームで集まることもできないし、家にいてできるのは制作がメインというか、それぐらいですよ、できることって。そうやって書いた曲が、いつか形になればいいなって思います。

ーーDEEPはそれぞれが楽曲を作ることができました。そういう意味で、制作ができることというのはメンバーになる条件のひとつだったのですか?

TAKA:それはないですかね。できることに越したことはない、ぐらいです。経験がなかったメンバーもいるし、トライしようという気持ちと、挑戦できる期間があったということだと思います。いずれ、DEEP SQUADのメンバーの誰かが自分たちのために曲を作るだけではなく、他のアーティストに提供するってこともできたらって思いますね。