息苦しい夏の長時間マスク、外すタイミングはいつ?救命救急医が教えるコロナ禍の熱中症対策

息苦しい夏のマスク着用はどう気をつければいいのか
夏マスクの留意点は?

 今や種類も豊富になったマスク。ガーゼや不織布、ポリウレタン、さらには夏に向けて冷感素材のものが登場するなど、さまざまなマスクが店頭に並ぶようになったが、どのような素材のマスクがいいのだろう。

 三宅先生は「基本的に通気性の良いマスクは、マスクの役割を果たしているとは言い難いです」とし、「不織布マスクで、かつ帯電しているものがコロナ予防には優先されます」と答えた。わかりやすい基準となるのは、「全国マスク工業会」のマーク。全国マスク工業会では、米FDA(食品医薬品局)の基準に則った厳しい安全・衛生基準を設けているため、感染症予防の観点で見れば、マークのついた商品を選ぶようにするのがおすすめだという。
全国マスク工業会会員マーク(ダイキン工業WEBセミナー「コロナ禍における“熱中症対策”と“上手な換気の方法”」資料より)
 また、マスクが「何を」カットするかという点にも留意したい。たとえば、花粉用マスクは20〜30ミクロンの花粉粒子を防ぐのに対し、風邪用マスクは0.1〜0.3ミクロンのウイルスの侵入や飛沫防止を考慮しているため、風邪用マスクの方がより高いバリア機能を持っているといえる。ドラッグストアなどで目にする家庭用マスクの多くは、全国マスク工業会の「表示・広告自主基準」に則って、表示内容が統一されているため、商品の「対象項目」において「風邪・花粉・ホコリ等」の表示を確認し、「風邪」が含まれていればウイルス用としても使用できる。
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