安藤達也が田丸匠を破り悲願の王座獲得「やっとベルトを巻くことができた」【8・1 修斗】

小野島がリフトしてからテイクダウン(撮影・堀田真央人)

インフィニティリーグの石井vs小野島はドロー


 この日は「インフィニティリーグ2020 バンタム級」の公式戦で勝ち点2でトップに並ぶ石井逸人(TRIBE TOKYO M.M.A.)と小野島恒太(CombatWorkoutDiamonds)が対戦した。

 1R開始早々のパンチの探り合いから小野島がパンチを当てて組みつき、ケージに押し込みテイクダウンも石井はケージを使ってすぐに立ち上がる。小野島はなおも両足タックルからリフトしてテイクダウンも、石井はここもケージを使い立ち上がる。石井は体勢を入れ替え押し込むと離れ際にバックブローを放つが小野島はかわす。スタンドの攻防に戻ると距離の探り合いから小野島が一気に距離を詰めパンチからタックルで組みつくが、ラウンド終了のブザー。

 2R、序盤から小野島がプレッシャーをかけケージに石井を詰めるとパンチからタックル。石井はフロントチョークを狙うが小野島はすぐに脱出。離れ際に石井がパンチも小野島がガード。

 試合は離れては小野島が距離を詰めてパンチからのタックルでケージに押し込む展開が続く。小野島は1Rに続き、リフトしてテイクダウン。サイドを取るが石井はすぐにガードに戻して下から三角を狙う。小野島は数発パウンドを落としたものの危険を察知して離れ、スタンドへ。

 終了間際に石井が飛びヒザを狙うが小野島はバックステップでかわし、石井の着地時に右フックを合わせると石井がヒザをつく。最後も小野島がタックルで押し込んだところで試合終了のブザーが鳴った。

 ジャッジは3者とも19-19でドロー。ともに勝ち点1を得るにとどまり、両者とも勝ち点3となった。