屋久島や小笠原の自然美を堪能。国立科学博物館の企画展がスタート

初公開となる約2万年前と6万年前の地層「モレーン堆積物」
 地層の展示からは、北アルプス標高3000mの穂高連峰から研究チームが採取してきたばかりの地層「モレーン堆積物」が初公開。約2万年前と6万年前の氷河期に氷河が地表を削って形成されたもので、目玉展示のひとつだ。そのほか、伊勢志摩国立公園の展示では、海女の衣装や道具などが紹介されており、日本の国立公園の特徴でもある「自然と人の営みの共存」の歴史も垣間見ることができる。

 地学研究部の宮脇律郎部長は「訪れる皆さんが国立公園に親しんでいただく機会を設けました。ぜひ多くの方に豊かな自然を満喫していただき、理解していただくきっかけになれば」と期待を寄せた。国立公園の豊かな自然とそこに息づく生きものたちの姿に、日本の魅力を再発見する「旅」となりそうだ。
色鮮やかな草花たちの姿も必見だ
企画展「国立公園 -その自然には、物語がある-」

【開催期間】2020年8月25日~11月29日
【会場】 国立科学博物館(東京・上野)地球館特別展示室
【開館時間】9:00~17:00 ※ただし、金曜日・土曜日は18:00まで
【休館日】 9月7日・14日・23日・28日、10月5日・12日・19日・26日、
11月4日・9日・16日・24日
【入館料】 一般・大学生630円(税込)
高校生以下および65歳以上無料(常設展示入館料のみ)
【URL】 https://www.kahaku.go.jp/event/2020/08nationalpark/
※現在、オンラインによる事前予約が必要です。詳しくは公式HPをご確認下さい。
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