ブラサカ日本代表は「見える化」で強くなる。高田監督が合宿報告

パラリンピック初出場で初メダルが期待されるブラインドサッカー。写真は昨年3月に行われた国際大会「IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2019」の様子(写真・内田和稔)
日本の戦い方は

 「これだけ練習できなかった状況で、世界ランキングはもはや関係ない。準備ができたチームが勝つ」と高田監督。日本は高温多湿な暑熱環境下で試合をするアドバンテージがあるとし、フィジカルコンディション、特に有酸素性の持久力や認知レベル、決断レベルに大きな影響がある中、攻撃面での素早い切り替えが勝利への鍵だと語った。

 今後はオンラインでのトレーニングや週2回の平日練習を続けながら、月に1、2回合宿開催を予定しているという。「世界的に厳しい状況が続く中、できない理由探しではなく、何をすれば良いかを考え、行動する。パラリンピックを開催できると信じてあと1年やっていこうと思っています」と言葉に力を込めた。
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