2度目の防衛に成功の玖村将史がK-1王者・武居由樹への挑戦アピール【Krush.117】

この日、復帰を果たした兄・修平も加わりフォトセッション(撮影・蔦野裕)

「次はK-1のチャンピオンしか相手がいないと思っている」


 ラウンド終盤にバッティングで一時中断。再開後も軍司は前に出てパンチを放っていくが、玖村はクリンチで軍司の勢いを止めるなど最後まで冷静な試合運びを見せ、試合終了のゴングを迎えた。

 判定はジャッジ3者とも30−27で玖村。軍司を返り討ちにして2度目の防衛に成功した。

 試合後のマイクで玖村は「今日は修平もKOして、KOでつなぎたかったんですけど、軍司選手もリベンジマッチということでタフで倒せなくて課題が見つかった。次はK-1のチャンピオンしか相手がいないと思っている。やるまでレベルを上げて、いつでもできるんで注目してください」と武居との対戦をアピールした。

 玖村は昨年6月に行われた「K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント」の決勝で武居にKO負けを喫している。
セミでは横山朋哉(右)がダウンを奪ったうえで西京佑馬に判定勝ち(撮影・蔦野裕)
「Krush.117」(9月26日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合 Krushフェザー級/3分3R
○水津空良(優弥道場)(判定3-0=30-25、30-25、30-25)しの(KSG)●

◆第1試合 第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R
●林 京平(湘南格闘クラブ)(3R1分31秒、KO)岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)○

◆第2試合 第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R
○森坂 陸(エスジム)(判定3-0=30-28、30-28、30-27)山浦力也(北斗会館浅科道場)●

◆第3試合 第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R
○玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)(3R40秒、KO)秀樹(レンジャージム)●

◆ 第4試合 第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R
○新美貴士(名古屋JKファクトリー)(不戦勝)知良(RBアカデミー)●

◆第5試合 Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R/3分3R・延長1R
○小倉尚也(スクランブル渋谷)(2R2分56秒、KO)吏羅(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)●

◆第6試合 Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R/3分3R・延長1R
○山本直樹(優弥道場)(判定3-0=28-26、28-26、28-26)中島千博(POWER OF DREAM)●

◆第7試合 Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R/3分3R・延長1R
○島野浩太朗(菅原道場)(1R1分32秒、KO)佐野純平(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)●

◆セミファイナル(第8試合) Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
●西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(判定0-3=28-30、28-30、28-30)横山朋哉(リーブルロア)○

◆メインイベント(第9試合) Krushスーパー・バンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
○玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)(判定3-0=30-27、30-27、30-27)軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)●
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