前K-1プロデューサーの宮田充氏がKNOCK OUTとREBELSの新プロデューサーに電撃就任

REBELSとKNOCK OUTを観戦した感想を語る宮田氏

本格始動は2021年から


 また宮田氏は「今まで(REBELSとKNOCK OUTは)見たことがなかった。もともと自分のやっているイベント以外は見ないと決めていて見たことがなくて。山口さんに声をかけていただいて、8月末のREBELSと9月のKNOCK OUT昼夜大会を客席で観戦させていただきました。イベントそれぞれには色があるし、これが山口さんが作ったイベントなんだと。その時はまだ決めていなかったんですが、いい選手がいますね。3大会だけですが見させてもらって面白いと思う選手がいました。鮮やかなKO勝ち、KOに結びつかなくてもつばぜり合いの試合もあったし。一番面白いと思ったのは鈴木(千裕)君ですね。日菜太君も前から知っている選手なので、いいKOだったと思いましたが、鈴木君は元気があってちょっと空回りするところも含めてこの子は触ってみたいと感じました。ゴツさ、倒しっぷり、粗削りなところも含めて彼は印象に残りました」とREBELSとKNOCK OUTの印象を語った。

 今後の方針としては「1990年からこの仕事をやってきて、時代ごとにカメレオンのように生き方を変えてきた男。色というとなんだろう(笑)。ジム、選手とともに運営がぶつかり合って作っていくのが僕の色かなと思う。これまで多くのイベントに携わらせてもらってきたが、それはそれとして、これからはゼロから始まると思っている。山口が作ってきた世界に飛び込んで、僕が変えるというよりは、一緒になってやっていくので、こうしろというものはない。思い通りにならないのがこの仕事の面白いところ。そこでまたケンカしてぶつかり合って、どうにかしていくことになる」などと話した。

 10月1日付でプロデューサーに就任。10月、11月、12月の3大会はある程度の流れやマッチメイクができていることから、宮田氏が本格的にマッチメイクなどに手腕を発揮していくのは2021年からとなるという。
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