前日のノンタイトル戦変更も佐々木大蔵がきっちり判定勝ち【Krush.118】

KO勝ちを収めた鈴木(撮影・蔦野裕)

トップ戦線への再浮上をアピール


 3Rも鈴木は左ミドルから。しかし松本は下がらず距離を詰めては右ボディー。鈴木が左ストレートを打ち抜くが松本は倒れない。打ち合いの中、松本のヒザがローブローとなり試合が中断するが、再開後、鈴木がヒザから一気にパンチの連打につなげると松本は崩れるようにダウン。そのまま立てず、鈴木がKO勝ちを収めた。

 鈴木は試合後のマイクで「楽に勝てるんじゃないかとなめたことを考えていた。でも松本選手が強くて、試合中に心が折れそうになった。ベルトを失ってから2回しっかりと勝つことができたので、上にいるトップ選手たちに食い込んでいって絶対に勝ちます」とトップ戦線への再浮上をアピールした。
「Krush.118」(10月17日、東京・後楽園ホール)
◆第1試合 -61kg契約/3分3R・延長1R
●斎藤祐斗(JK TRIBE)(判定0-3=28-30、28-30、28-30)利川和希(K-1ジム五反田チームキングス)○

◆第2試合 Krush女子フライ級/3分3R・延長1R
○真優(月心会チーム侍)(判定3-0=30-29、30-28、30-27)小澤聡子(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)●

◆第3試合 Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
○伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)(判定3-0=30-28、30-28、30-28)安達元貴(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)●

◆第4試合 第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R
○萩原秀斗(K-1ジム総本部チームペガサス)(判定3-0=30-29、30-29、30-29)峯大樹(若獅子会館)●

◆第5試合 第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R
●藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)(判定0-2=29-30、30-30、28-30)橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)○

◆第6試合 第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R
○吉岡ビギン(team ALL-WIN)(判定2-1=30-29、29-30、30-29)池田幸司(ReBORN経堂)●

◆第7試合 第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R
●多久田和馬(K-1 GYM横浜infinity)(判定0-3=29-30、29-30、28-30)黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード)○

◆第8試合 Krushクルーザー級/3分3R・延長1R
●谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(2R2分44秒、KO)サッタリ・ウィラサクレック(WSRフェアテックス・イラン)○

◆セミファイナル(第9試合) Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
○鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)(3R1分50秒、KO)松本篤人(バンゲリングベイ・スピリット)●

◆メインイベント(第10試合) Krushスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
○佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(判定3-0=29-28、30-28、29-28)中野滉太(POWER OF DREAM)●
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