バンタム級王座決定トーナメントは萩原、橋本、吉岡、黒田が準決勝進出【Krush.118】

吉岡(左)がガードをこじ開けアッパー(撮影・蔦野裕)

吉岡は池田に2-1の薄氷勝利


 1回戦第3試合は吉岡ビギン(team ALL-WIN)と池田幸司(ReBORN経堂)が対戦した。

 吉岡はプロ戦績が9勝1敗2分でK-1ジャパングループにおいても2戦2勝。その中には元王者・晃貴から3度のダウンを奪っての判定勝ちも含まれており、今回のトーナメントの優勝候補と言える存在。

 1R、吉岡はプレッシャーをかけ前に出る。左ミドル、ローでじりじりと池田を追い込むが、池田もロー、左ジャブで牽制。吉岡は左ハイからパンチにつなげるが、深追いはせず。互いに相手の出方をうかがいながらの展開に。

 2Rは吉岡の左ハイ、ミドルを起点とした攻撃が目立つ展開となる。池田はロー、前蹴りで牽制し、右ハイも見せるが単発。吉岡はハイキックからパンチのコンビネーション、そして右のロングフックを的確にヒットさせていく。

 3R、吉岡がプレッシャーをかけ詰めて、ロー、左ジャブ、右ストレートと放っていくと、池田はローからパンチで反撃。池田が前蹴り、ローで押し返すと吉岡は中に入れない時間が続く。

 ジャッジが難しいラウンドが続いたが2-1で吉岡が判定勝ちを収めた。