伊藤健太郎、黒木瞳監督から相手役・伊藤沙莉に“ドッキリ演出”の指示「本番中に“行け、行け!”って」



 映画『十二単衣を着た悪魔』完成報告会が20日、渋谷のセルリアンタワー能楽堂にて行われ、伊藤健太郎をはじめとする豪華キャストと黒木瞳監督が能舞台上に登壇した。

 内館牧子の同名小説を原作に、黒木瞳監督が『嫌な女』以来4年ぶりにメガホンを取った長編2作目。伊藤健太郎が演じるフリーター青年が源氏物語の世界にタイムスリップをし、三吉彩花が演じる強く美しき女性・弘徽殿の女御と出会い、成長していく姿を描く。

 現代から、平安時代の源氏物語の世界へと迷い込む主人公・雷を演じた伊藤は「自分がもし今平安時代にタイムスリップしたら、最初は驚きますけど、まあ対応するだろうなと。そこは雷と似ているのかなと思う」と主人公への共感を語った。

 伊藤健太郎をはじめ、三吉彩花や伊藤沙莉、LiLiCoも黒木監督の熱烈オファーでキャスティングが実現。黒木監督は「沙莉ちゃんは、テレビでドラマを見ていて、この人だと思い写メを撮ってプロデューサーに相談したら、プロデューサーもこの人を推薦しようと思っていたと言ってくれた」。
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