前代未聞の2連続タイトル戦で樋口、坂口、赤井の「イラプション」がタッグ&6人タッグの2冠王に【DDT】

2連続タイトル戦を制した樋口、赤井、坂口(左から)

田中、入江組を挑戦者に逆指名


 バックステージで坂口は「6人タッグはうちらの元に戻ってきて、タッグのベルトが来て。俺はすごい思い入れのあるベルトだよ。競技人生初めてのベルトだから。(佐藤)光留さんと獲って。そのあと、酒呑童子でKUDOさんと散々追いかけてきて、何年がかりだ。6年? 船木(誠勝)さんと巻いたことはあったけど、純粋に巻けたことはすごい価値があると思う。6人は誰でもいい。やりたい奴がかかってこい。タッグに関しては先週(18日)の大阪。30分引き分けだけど、俺らが押されてた。35分、40分あったら、獲られてたかもしれない。だから、入江(茂弘)、田中(将斗)、このベルト、DDTのリングで待ってる」と田中、入江組を挑戦者に逆指名した。

 樋口は「坂口さんが言った通り。田中、入江、待ってます。自分らはこんなもんじゃないし、DDTもこんなもんじゃない。まだまだ突っ走っていきます。誰でもかかってこい」と同調。

 赤井は「6人タッグ、タッグのベルト。2人がすごい試合したんで、ここにあって。DDTのベルトを5本持ってます。6人タッグ、タッグときたら、やっぱりシングルのベルトを狙ってほしいと思う。自分自身もチャンスがあれば狙っていきたい」と語り、「イラプション」でのベルト総獲りを視野に入れた。

 さらに、坂口は「これで『D王』、俺と樋口が出て、同じブロックでも、2人で頂上決戦やってもいい。シングル、タッグ、6人タッグ全部獲ってやる。何なら2人連れてきて、10人タッグ(王座)を復活してもいい。それくらい勢いがある。(ノーチラスは)強かった。タッグだけでは分からなかった。今回は6人タッグがあってからのタッグだったから、うちらに風が吹いてた部分はあると思う。それくらい強くて手応えがあった」と締めくくった。