『RENT』開幕! 初ミュージカル&初主演の花村想太「本物の『RENT』をお届けできる」



 2日、初日公演の前に、主人公であるマークを演じる花村想太(Da-iCE)と平間壮一、ロジャーを演じる堂珍嘉邦(CHEMISTRY)と甲斐翔真、ミミを演じる遥海と八木アリサ(いずれもWキャスト)が取材に対応し、意気込みを語った。

 ロックミュージカルの金字塔ともされる作品。1996年にブロードウェイで初演されてから12年を超えるロングランを果たし、作品の人気は世界各国にも広がり世界のあちらこちで何度も上演されている。そのなかで“RENTヘッズ”と呼ばれる熱狂的なファンも生んでいることもよく知られた話だ。日本もその例にもれず、日本語版もキャストを変えながら何度も上演されており、広い層から支持を集めている。

 今作でも新しいキャストと経験者がミックスした組み合わせで作品を届ける。

『RENT』への出演経験がある平間は「頑張りながら大変なこともたくさんあって、後は本番やるだけ。一公演一公演大切にやっていきたい」と、意気込む。

 もう一人のマークを演じる花村は、本作が初めてのミュージカル出演で初主演。それにも関わらず、リモートで作品を創り上げていくレアな経験をした。

「普通というのがない状態でスタートさせていただいたので、当たり前じゃないのかなと思いつつも、すごくなじんでて、自分にとっては成長できる機会なのかなと思っています」と、花村。「前回、前々回と出られている平間さんだったり堂珍さんが『RENT』の世界観を伝えてくださったので、あまり不安だなとか不便だなという気持ちはなく、自分にできる最大限をやっています。あまり主演という感じはないかもしれないと思いつつ、自分のパフォーマンスやお芝居でみなさんに何かをお届けできたら」