朝倉未来が自らのクセを明かし「斎藤選手に伝えて」【RIZIN.25】

タックルに行く動きも見せた
この日も淡々と相手を、そして自分を分析した朝倉未来

対世界へ「こんなところでつまずいてはいられない」


 現在、YouTuberとしても大きな収入を得る朝倉だが「お金は稼げるなら稼げるだけいいが、僕の中でお金を稼ぐことと、格闘技の強さの証明は全く別物」としたうえで「今回の試合のファイトマネーはこれまでの半額くらい」と明かし、この試合へのモチベーションとして「格闘技は強さの証明。格闘技が本当に好き」と語った。

 朝倉はカード発表会見で斎藤について「俺の相手じゃない」とコメントしたのだが、その思いは今も変わらず。その発言については「あれはそうでありたいという願望でもある。斎藤選手は日本ではトップだが、日本の格闘家は世界では結果を出せていないので、レベルが低い。ここで負けていては話にならない。世界と戦うならここはレベルの差を見せたいという、自分に対する願望」と明かす。この「対世界」については「弟はいつも“自分はUFCでチャンピオンになれる”と信じている。俺もUFCのマックス・ホロウェイの試合を見ていて、シンプルに戦いたいと思う。そんなに差があるとは思えない。だからそういう夢を追うのもありなのかとは思っている。RIZINとの契約があるので、簡単にUFCに行きたいとは言えないが、流れの中で挑戦できる機会があったらしたい。そのためにもこんなところでつまずいてはいられない」と話した。
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