ふかわりょう、男の敵に「虫唾が走る」とバッサリ!その狂気を東野幸治も絶賛

東野に〈虫唾が走る〉を連呼され、「カメラ止めて!」と慌てるふかわ

 昔から涙もろいというふかわが「皆さんガスの臭いを『ガス臭い』って言いますけど、危険を察知するために独特の嫌な臭いをつけられている。本当は臭くないのに『臭い、臭い』と言われていて、かわいそうだなって泣きそうになるんですよ」と繊細すぎる一面を披露すると、「そこが狂ってる! そういうのをエッセイにせい」とハッパをかける東野。その場で3刷決定がアナウンスされると、東野は「面白いから第2弾、第3弾と続けてほしい」と激励した。

 本書にあえて東野のエピソードを入れなかった理由を「書きたい気持ちや素材はたくさんあるけど今回は違うな、この曲は別の時にというDJ的感覚で」と説明したふかわ。「許していただけるのであれば本当に書きたい」と次回作の構想を明かすと、東野は「ふかわくんは面白い存在。『5時に夢中!』、出川(哲郎)さんみたいな愛されキャラ、エッセイ、ROCKETMAN、一言ネタ……いろんな顔があっていいんじゃない?」とまとめた。8年ぶりに刊行したという最新エッセイ集『世の中と足並みがそろわない』は、“どこにも馴染めない、何にも染まれない”と感じながら生きるふかわが、世の中との隔たりと向き合いつつ書き下ろした歪(いびつ)だけれどユニークな22編を収録。