大塚隆史が安藤に1RTKO勝ちし「上の2人、ベルト賭けなくてもいいからやりましょうよ」と不敵なアピール【修斗】

スリーパーであわや一本の場面も作った石橋(撮影・蔦野裕)

“激闘王”石橋佳大が約1年半ぶりに復活


 この日は修斗バンタム級の元環太平洋王者・石橋佳大(ZEEKジム)が論田愛空隆(心技館)に判定勝ちを収めた。

 石橋は2016年に岡田を破り環太平洋王座を獲得。その年のMVPとベストバウトをダブル受賞したが、“激闘王”と称されるその試合内容から昨年、一昨年と1試合ずつしかできず、今回が約1年半ぶりの復帰戦となった。

 試合は石橋が開始早々にタックルでテイクダウンに成功すると、マウントを奪いパウンド。脱出を図る論田だったが、石橋は逃がさずバックを取ると4の字ロックでがっちり固め、パウンドを落としていく。

 そのすきを突いた論田が上を取るが、石橋は下から三角絞めを狙う。脱出した論田だったが、石橋は今度は首。論田が抜いてパウンドも、石橋は下からラバーガードから腕十字を狙うが論田は腕を抜いて、サイドを取る。

 論田が逆にアームロックからバックを取ってスリーパーを狙うが石橋は首を抜いて、論田がバックをキープしたままラウンド終了。