修斗初参戦のSARAMIが杉本恵に1Rで一本勝ちも今後については微妙な胸の内【修斗】

「いい勝ち方ができてよかった」と安どの表情を見せたSARAMI(撮影・蔦野裕)

今後については「黒部さんになってくるんですかね。まだ答えは出ていない」


 SARAMIは試合後のマイクで「初めて修斗に呼んでもらって、初めての雰囲気で緊張したところはあったんですが、いい勝ち方ができてよかった」と目を潤ませた。そして「このまま修斗に出て黒部さんのベルトを狙うのかな?って感じですけど。また修斗で試合がしたいと思います」と継続参戦をアピール。

 試合後の会見ではまず「こんなにいい勝ち方をできるとは思っていなかったので良かった。安心した。試合中は結構冷静だった。試合までにちゃんと作ってこられたという自信があったので、冷静な自分でいられたんだと思う」などと試合を振り返った。

 今後の修斗での展開については「黒部さんになってくるんですかね。まだ自分の中で答えは出ていない。でも修斗で試合はしていきたい」とリング同様、煮え切らない態度だったが、これについては「“もう日本人とやっても”と思っていた。それでONEに出たいと思って、ONE Warrior Seriesに出るという選択をしたので、今また日本に戻ってきてベルトどうこうというのは自分の中では違うのかなという思いがまだあるが、世界がコロナになっちゃったので、どうしようかなというところ」と新型コロナウイルスによる大会の延期等で先行きが見えない中での微妙な胸の内を明かした。
プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.7」(11月23日、東京・後楽園ホール)
◆第1試合 フライ級5分2R
○新井 丈(キングダム立川コロッセオ)(判定3-0=20-18、20-17、20-17)津村有哉(リバーサルジム川口REDIPS)●

◆第2試合 インフィニティリーグ フェザー級5分2R
△よしずみ(HAGANE GYM 勝ち点3)(判定1-0=20-18、19-19、19-19)一條貴洋(ブレイブハート 勝ち点0)△
※ドローでともに勝ち点1を追加。よしずみ=勝ち点4、一條=勝ち点1に。

◆第3試合 51kg契約 女子5分3R
●杉本 恵(AACC)(1R2分46秒、腕ひしぎ逆十字固め)SARAMI(パンクラスイズム横浜)○

◆第4試合 ストロー級5分3R
○黒澤亮平(パラエストラ松戸)(30-27、30-27、29-28)マッチョ ザ バタフライ(総合格闘技道場コブラ会)●

◆第5試合 フェザー級5分3R
○石橋佳大(Duroジム)(判定3-0=30-27、30-27、30-26)論田愛空隆(心技館)●

◆セミファイナル 第6試合 バンタム級5分3R
●清水清隆(TRIBE TOKYO M.M.A)(判定0-3=27-30、28-29、28-29)平良達郎(Theパラエストラ沖縄)○

◆メインイベント 第7試合 フェザー級5分3R
●安藤達也(フリー)(1R2分12秒、TKO)大塚隆史(T-GRIP TOKYO)○
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