木村ミノルが故エドウィン・バレロのKO記録越えに意欲【K-1】

コメントにも王者の風格が漂う木村

「彼を倒すという準備ができたという確信を持ってここに来れた」


 相手の印象を問われ、アビラルが「木村選手は王者として“今回の試合が待ち遠しかった。早く自分をKOしたいという”気持ちがにじみ出ている印象だった」と答えると木村は「彼が感じたように、僕は彼を倒すためにすごくハングリーにトレーニングをやってきて、彼を倒すという準備ができたという確信を持ってここに来れた。向かい合った時に、それなりに準備ができた2人がそろったというか、相手にも同じくらいの意気込みが見えたので、いい試合になるだろうなと直感した」と応じた。

 木村はこの試合にKO勝ちすれば10連続KO勝ちとなるのだが「あまり意識していなかったが、次の試合で10連続KOとなると、僕が憧れているいるもう亡くなってしまったボクサーのエドウィン・バレロ選手の記録を破る28KOという目標が出てきた。それくらいいけば地上最高のKOマシンとしてキャリアを終われるかなと思うので、それが今の目標です」と10連続KO勝ちに意欲を見せた。

 これにはアビラルは「みんな木村選手のことをKOキングと呼んでいると思うが、自分もKOできるパワーを持っている選手という自信がある。それを見てもらえれば」とこちらも負けずにKO宣言した。
「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K-1冬の大一番~」(12月13日、東京・両国国技館)
◆プレリミナリーファイト第1試合/K-1フェザー級/3分3R
梅田 将成(KFG URAWA)vs 松山 勇汰(TEAM TOP ZEROS)

◆プレリミナリーファイト第2試合/-53kg契約/3分3R
倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs 豊田優輝(B.W)

◆プレリミナリーファイト第3試合/K-1スーパー・フェザー級/3分3R
聖也(WSRフェアテックス西川口)vs 北村夏輝(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)

◆プレリミナリーファイト第4試合/K-1フェザー級/3分3R
秀樹(レンジャージム)vs 稲垣澪(K-1ジム大宮チームレオン)

◆プレリミナリーファイト第5試合/-95kg契約/3分3R
植村真弥(WSRフェアテックス幕張)vs メイサム・エシギ(士魂村上塾)



◆第1試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R
不可思(クロスポイント吉祥寺)vs 鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)

◆第2試合/スーパーファイト/K-1スーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
佐々木洵樹(POWER OF DREAM)vs 璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)

◆第3試合/スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)vs 亀本勇翔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

◆第4試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R
和島大海(月心会チーム侍)vs 藤岡裕平(九州ジム・VLOS)

◆第5試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)vs 瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)

◆第6試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs 大和哲也(大和ジム)

◆第7試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R
朝久泰央(朝久道場)vs 蓮實光(パラエストラ栃木)

◆第8試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
島野浩太朗(菅原道場)vs 芦澤竜誠(PURGE TOKYO)

◆第9試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
村越優汰(湘南格闘クラブ)vs 山本直樹(優弥道場)

◆第10試合/スーパーファイト/-58.5kg契約/3分3R・延長1R
卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs 才賀紀左衛門(PURGE TOKYO)

◆第11試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R
木村“フィリップ”ミノル(PURGE TOKYO)vs アビラル・ヒマラヤン・チーター(志村道場)

◆第12試合/K-1 WORLD GPライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
林健太(FLYSKY GYM)vs ゴンナパー・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム)
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