不可思が逆転KO勝ちで連敗脱出。「K’FESTA.4のオファー待ってます」【K-1】

最後は不可思の右ストレートでフィニッシュ(撮影・堀田真央人)

「最初にダウンを取られて“また負けんの俺?”と思った」


 不可思は試合後の会見で「今回負けたらホントにヤベえなあという感じだったので、一番は勝てて本当にとりあえずよかったというのと、第1試合目で仕事ができたと思うので、それもよかったです」と試合を振り返った。ダウンを取られてからの逆転勝ちだったが「最初にダウンを取られて“やべーっ”ってなって、ここで負けたら“また負けんの俺?”と思ってたんですけど、取られた後、そこでもう行くしかないって感じで、その後、より思いっきり行けたかなあという感じ。焦ったけど楽しめた。ダウンを取ってまた取られてという一番得意な試合になったんで、自分らしさを出せたかなと思う」と語った。

「K’FESTA.4」への出場をアピールについては「やっぱ年1回の一番でかいイベントなので、勝ったら言おうと思ってました」と改めて出場をアピール。
 
 前回の平山戦の敗戦はK-1での戦い方をリニューアルしている中での敗戦だったのだが、その構築中のスタイルについては「細かいことはいろいろありますけど、やっぱり自分の良さを一番出すってことが、僕が選手として求められていることだと思う。ただ“うまくやって勝つ”とかじゃなくて、熱い試合を見せるということをK-1に来た最初の頃から言っていたけれど、K-1でのスタイルとか、どうやっていこうかと考えるなかで、そういう気持ち、自分も格闘技を楽しんで、お客さんに熱いものを見せるということを忘れていたので“熱い試合を見せ、お客さんを熱くさせる”のが、自分の一番のテーマだと思っています」と語った。