木村ミノルが激戦制しTKO勝ち。そしてリング上でメイウェザーの相手に名乗り【K-1】

木村の右ストレートにアビラルがぐらり(撮影・堀田真央人)

5度目のドクターチェックでついにストップ


 2R、アビラルはジャブからヒザ蹴り。アビラルのパンチに木村は右ストレートを合わせる。クリーンヒットもアビラルは倒れない。

 ガードを固めるアビラルに木村がパンチを浴びせると、アビラルは“効いていない”のアピール。その間も出血が激しくなり、またもドクターチェック。アビラルは“やらせろ”と言わんばかりに観客をあおる。

 再開後、アビラルがパンチの連打。コーナーに追い込むが木村もワンツーで反撃。なおも木村がパンチの連打を浴びせると、アビラルの出血が激しくなり、ドクターチェック。

 再開後、プレッシャーを強めるアビラル。しかし木村は左ボディーから右フック。それでも倒れないアビラルだったが、残り10秒でまたもドクターチェック。さすがに今度はドクターストップがかかり、木村のTKO勝ちとなった。

 2人はリング上で正座をして会話を交わすと、お互いの手を挙げて健闘を称え合った。