市川猿之助、武田梨奈に『東京二八そば』で粋を指南「サッと食べて、すぐ帰る」



 そば好きで家族でもよく食べに行っているという武田。『東京二八そば』の魅力について「風味だったり、喉越しだったり、バランスがすごく絶妙。食べた後も、すっきりしていて、健康にも美容にもいいのが感じられる。いくらでも食べられる」とアピールした。

「これから粋な食べ方をしたい」という武田。そこに、粋に詳しい人物として猿之助が登場し、粋なそばの食べ方を指南。「お店に行った時の一番の粋な食べ方というのは長居しないこと。20分以上はいない。注文して、来たら、サッと食べて、すぐ帰る。おしゃべりしたり、あまり仲間内でワイワイやって食べるものじゃないと思いますね」。また「昔は、そばは喉越しで、江戸っ子は噛まねぇとか言うんですけど、噛まなかったら味がわからなくて、何でもいいじゃないかということになってしまいます。一応、噛んでいただいています。あまり、ぐちゃぐじゃは噛まないですけど(笑)」。

 猿之助も普段からそばを食べることが多いという。歌舞伎公演中も楽屋でよく食べるのはそばだそう。「おそばは出前で一番早く来ますし、歯切れよく食べられる。あまりもたれない」。海外に行くときには段ボール一杯そばを持っていくほどだという。

 イベントでは、「四六そば」「二八そば」、そして「十割そば」を利きそば、そしてつゆ比べにチャレンジ。猿之助がつゆを付けずにそばを口に運ぶと、武田も続き、そばそのものの香りや歯ごたえを楽しんだ。つゆ比べでも、猿之助は、そばを付ける前につゆだけを味わうなど、さらりと通っぷりを見せつけた。

「まずは単体で味わって、わさびを乗っけたりしていただいて、最後にねぎを入れたり……」という猿之助の食べ方に、武田は「粋な食べ方だなって思います。最初に薬味をいれていたりしたので、ねぎを途中からいれるというのをやってみたいと思います」。前のめりな武田に、猿之助は、塩や日本酒につけて食べる人もいると笑っていた。