朝倉海が2021年にも海外進出の青写真【RIZIN.26】

この日は兄・未来(左)とのマススパーを披露

「100%の状態だからこそ、試合を受けたんだと思う」と警戒


 前回の堀口戦の試合後には「まだ見せてない作戦がある」と語っていたのだが、「また増えた。最近、試合を分析していて気付いたところもある」と今回も対策は万全のよう。

 堀口は右ひざ前十字靭帯の断裂と半月板の損傷という大きなケガからの再起戦。かつての動きを取り戻せているかは未知数なのだが、海は「100%の状態だからこそ、試合を受けたんだと思う。そのつもりで僕も試合に臨む」と警戒。試合については「KOは狙うが、とりあえずは勝つことが大事。勝ちに行く中でチャンスがあれば倒しに行く」と語った。

 堀口の組みの強さについては「寝技は普段の練習の中ですごくやっているので自信があるし、自分から倒して攻めていくこともできる。自分が劣っているとは思っていない」、堀口の蹴りについても「自分も蹴りは今年に入って試合でも見せている。パンチに混ぜながら使えるようになっている」と自らの進化と合わせ、問題はないもよう。