朝倉海「堀口選手に勝ってベラトールの王座を獲りに行きたい」【RIZIN.26】

堀口恭司との再戦に臨む朝倉海(©RIZIN FF)

迎え撃つ立場として1年4カ月ぶりの再戦


「RIZIN.26」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日会見が12月29日、オンラインで行われた。

 メインで行われるバンタム級タイトルマッチで堀口恭司(アメリカン・トップチーム)を迎え撃つ王者・朝倉海(トライフォース赤坂)は「1年前よりもさらに強くなっている」と勝利への自信を見せた。

 2人は昨年8月に対戦し、朝倉が1RKO勝ちの大番狂わせを起こした。大晦日に堀口の持つバンタム級のベルトをかけて対戦の予定だったが、堀口のケガで流れ、今回は約1年4カ月ぶりの時を経ての再戦となる。

 この間、朝倉は扇久保博正を破り第3代王者となり、堀口は前回敗れて以来の再起戦となる。

 朝倉は「全部向上している。今回の試合はすべて見せると思う。今回の試合で全部分かると思う。試合を見てくれればいいかなと思う」と今回はすべての局面を制したうえでの勝利を狙う。

「クセは変わらない」


 前回は兄・未来とともに堀口の試合を徹底的に分析し、クセを盗んだうえで作戦を立てて、勝利を収めた。この欠場期間に堀口がクセを修正し“ニュー堀口”としてリングに上がることも想定されるが、朝倉は「クセは変わらないと思う。変えてくるところはあると思うが、そこでも対応できると思うので問題はない」と話す。またこの間、4試合を行った自分のほうに練習では得られない経験や上積みがあることを強調した。

 またRIZINの榊原信行CEOがこの試合の勝者とベラトールのバンタム級王者フアン・アーチュレッタとの対戦を示唆していることについては「堀口選手に勝ったら必然的にそうなると思っている。しっかり勝って、来年1発目でベラトールのベルトを獲りに行ければと思っている」と今回の堀口戦を改めて世界へのステップとしたい意向を見せた。
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