EXIT、アースに優しいネオチャラで行く! SDGsなコラボバッグお披露目



 若い世代によりSDGsを知ってもらうこと、さらにリサイクル素材を使用しジェンダーレスなデザインの地球に優しいSDGsバッグを購入することで社会貢献に参加してもらおうという企画。イベントでは、兼近大樹がデザインした【for SDGs】、りんたろー。デザインのEXITのファンクラブをテーマにした【for EXIT Fans】、それぞれ2種のデザインをファッションショースタイルで初披露。それぞれがデザインのこだわりなどをプレゼンした。

 受注販売するアイテムは視聴者投票で決定。その結果、【for SDGs】は『U096 EXIT YUME BOKIN』、【for EXIT Fans】は『U110 EXIT RIN RIN PANIC』の販売が決定した。

『U096 EXIT YUME BOKIN』は、SDGsの「世界を変えるための17の目標」の4番「質の高い教育をみんなに」をテーマに、教育に対する想いをデザインに落とし込んだ。素材にはたくさんの人が勉強をしている様子をプリント。なかにはEXITの2人もいる。兼近は「みんなで勉強しているんです。国語、音楽、数学、スポーツもですけど、いろんな教育を受けている。さらに(努力目標の)10番の多様性も意識しています。(勉強している人たちは)肌の色も、年齢も違う。いろんな人が一緒に勉強しています」

『U110 EXIT RIN RIN PANIC』はシンプルなデザインで、同じく「世界を開けるための17の目標」の15番「陸の豊かさも守ろう」を表現。スネーク柄が印象的だが、りんたろー。は「本物の皮を使わずに、デジタルプリントで表現しています」と説明した。

 イベント中には「売れるかなあ」ともらしていた兼近だったが、イベント終了後の取材で「僕は2つとも思い入れがあったけれど、こっち(EXIT YUME BOKIN)を買ってほしいと思ってやっていた。質の高い教育、教育関係は大事。教育プラス多様性、実はジェンダーも入っている。この結果には満足」と笑顔を見せた。

 ぞれぞれのデザインでトートやショルダーバッグ、マイクロバッグなど4アイテムで展開。ファッションロスがゼロになる完全受注生産され、売り上げの一部は寄付される。げんざい、LesPortsacの特設ECサイトで販売している。

 りんたろー。は、「SDGsってテーマがでかすぎて何がそれに該当するかまったく分かっていなかった。このお仕事をさせていただいて、一緒に勉強していっているような感覚になった。意外とこういうことがSDGsにつながるんだというのもあって、それを僕らが発信することで共有していけたら」。また、「(ファッションにおいては)まだまだ在庫処分が行われていて、お金もかかるし、環境にも悪いと教えていただきました。僕らもブランドをやっているのでそういうところも学んでいけたら」。

 兼近は「(SDGsには)ビジネス的な側面も感じる。事実、そういう部分もあると思う。ただ、理想上等っていう意味ではこういうことを意識的に変えていかないと、下の世代から教えていくことで広まって、理想が現実になっていく世界を目指しています!」