遺恨が深まった「準烈」渡瀬瑞基と元全日本・岡田佑介が2・20成増で一騎打ち【DDT】

渡瀬(左)が岡田に突っかかる

試合後のバックステージでひと悶着


 波乱が起きたのが「準烈」陣営のバックステージだった。渡瀬が「俺、納得いかない。岡田選手のポジションというか。フリーになって、一人でDDTに乗り込んできたときは、たいしたもんだと思ったけど。今は秋山準がつくった準烈にいて落ち着いているだけに見える。自分で居場所をつくったんじゃなくて、(秋山の)元付け人として、ここに居座ってるだけ」と発言。

 これに対して岡田は「別に俺が“ここに入れてください”って言ってるわけじゃない。会社が決めたこと」と反論。その後も2人の押し問答は続き、渡瀬の「やるか」との発言に対し、岡田は「シングルか。やったるわ」と反応。渡瀬は「シングルでやれや。隣にいて分かんないんだよ。対角じゃないと。その気持ちが」と応じた。

 両者の意向を汲んで、DDTでは2月20日、成増大会でのシングル戦を緊急決定。1・9後楽園で初めてタッグを組んだ際から、この2人はしっくりいっていなかったが、一騎打ちで雌雄を決することになった。