ライト級王座決定戦は3度目の正直狙う秀樹vs虎視眈々の“ジョーカー”直樹【RISE145】

第7代王座に就くのは直樹(左)か秀樹か

秀樹は「やることはやった」と平常心


 また秀樹は3年連続の年初のタイトルマッチについては「クリスマスと年末年始がないのが当たり前になってきた。でもベルトを腰に巻けてないので、ベルトへの執念がめちゃくちゃ強くて、必ず取ってやろうという気持ちになっている。今回は3度目だが、“3度目だから絶対に獲らないと”という思考ではなく、やることはやったので、自然と明日は腰にベルトが巻かれているだろうという前向きな気持ちでいる」と平常心を強調した。

 ともに原口に負けた同士の対戦となるのだが、秀樹は「もちろん悔しい。プロになってあそこまで言い訳がつかない負けがついたのは初めてだった。きれいに負けたなとすっきりした半面、必ずいつかやり返してやるという気持ちでいる。今、彼は世界で戦うという意気込みでいるが、このベルトを獲って僕もその地位にたどりついて、必ず勝って、さらに上を目指していきたい」と語る。直樹はニックネームが「倒し屋ジョーカー」なのだが「今回勝ったからといってキングになるわけではない。上には原口君を含め、いろいろな選手がいる。勝ったらキングと思う気持ちはない。まだまだジョーカーでいる。“キングジョーカー”で(笑)」と自らのニックネームに引っ掛け、敗れた原口への意識を見せた。