修斗初参戦のZST王者・山田崇太郎が68秒一本勝ち。「修斗のベルト目指したい」【修斗】

蹴り足をキャッチし、下から足首を極めに行く山田(撮影・蔦野裕)
寝かせてぐいと締め上げタップを奪う(撮影・蔦野裕)

蹴り足を取って一気にヒールホールド


 選手入場式でマイクを持たされた山田は「今日は打投極が回転する修斗ならではのMMAというものを選手一同、しっかり見せていけるように頑張りたいと思います」とやや緊張気味に挨拶。

 しかし試合ではいつも通りの圧巻の技術を見せる。

 1R、山田はサウスポーからじりじりとプレッシャーをかける。カルンダが左ミドルを放つとそれをキャッチした山田はグラウンドに持ち込み下からカルンダの足首を固めにかかる。立って防御するカルンダだったが、山田はヒールホールドの体勢に入り、寝かせてぐいと締め上げるとカルンダはたまらずタップ。山田が1分8秒。ヒールホールドで修斗初参戦を衝撃の一本勝ちで飾った。

 山田は試合後のマイクで「修斗の皆さん初めまして。今日は僕の筋肉のお披露目に参りました。これ失笑ですね(笑)。これから修斗に出て、ベルトを目指したり、頑張りたい。怒られない程度に“This is Shooto”」と笑いを交えながら、さりげなくベルト奪取をアピールした。
「PROFESSIONAL SHOOTO 2021開幕戦」(1月31日、東京・ニューピアホール)

【第1部】(開場:12:30 開始13:00)
◆メインイベント(第8試合)65.8kg以下契約 5分3R
○藤井伸樹(ALLIANCE)(判定3-0=30-26、30-26、30-26)加藤ケンジ(K.O.SHOOTO GYM)●

◆セミファイナル(第7試合)83.9kg契約 5分3R
山田崇太郎(日本/ThePandemonium ※ZSTウェルター級王者)vs グンター・カルンダ(コンゴ民主共和国/Tri.H studio ※EFCウェルター級王者)

◆第6試合 76.5kg契約 5分3R
○西川大和(西川道場)(2R3分23秒、TKO)マックス・ザ・ボディ(BRAVE)●

◆第5試合 インフィニティリーグ2020バンタム級(65.8kg契約)5分2R
●よしずみ(勝ち点4/HAGANE GYM)(1R4分20秒、腕ひしぎ逆十字固め)石井逸人(勝ち点3/TRIBE TOKYO M.M.A.)○
※石井は勝ち点4を獲得

◆第4試合 インフィニティリーグ2020バンタム級(65.8kg契約)5分2R
△小野島恒太(勝ち点3/Combat Workout Diamonds)(判定1-1=20-18、18-20、19-19)野尻定由(勝ち点0/赤崎道場A-SPIRIT)△
※ともに勝ち点1を獲得

◆第3試合 70.3kg契約 5分2R
○木下タケアキ(和術慧舟會HEARTS)(1R2分56秒、TKO)大瀬良康平(リバーサルジム横浜グランドスラム)●

◆第2試合 77.1kg契約 5分2R
△ヨシ・イノウエ(パラエストラTB)(判定1-1=20-18、18-20、19-19)上原平(リバーサルジム 横浜グランドスラム)△

◆第1試合 61.2kg契約 5分2R
○恐山陸奥太郎(パラエストラ松戸)(1R3分32秒、スリーパーホールド)一杉芳樹(駿東修闘クラブ ※プロデビュー戦)●

◆オープニングマッチ アマチュア修斗公式戦ウェルター級3分2R
萩生田真(トライデントジム)(判定0-3=18-20、18-20、18-19)阿部光太(パンクラスイズム横浜)
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