【インタビュー】BALLISTIK BOYZ、新曲『Animal』にゾクゾク!



カップリングの「HIGHWAY」は奥田、海沼、松井が作詞を担当。様々な言語が混じり、多国籍グループとしての強みが生かせたと笑顔を見せる。

松井利樹(以下、松井):Ricky(奥田)は英語、流星はポルトガル語、僕は中国語を歌詞の中に取り入れたんですが、こういう多国籍な個性を生かしたアプローチはLDHの先輩方のグループにもないものでした。だからその強みを形にすることができてうれしいです。今回、初めての作詞で僕らの普段のありのままの思いを書いているので、そこにも注目してほしいです。

海沼:デビュー当初から世界進出という夢はずっと抱いていて、今回の作詞ではその思いをラップに乗せて表現できたのかなと思います。それに世界に通用する作品を作りたいというのも昔から言い続けているので、そういう意味では夢に近づく第一歩を形にできたのかなって!

もう1つのカップリング曲「Life Is Party」は爽やかなダンスチューンで、日本にR&Bミュージックを根付かせたLL BROTHERSのTAKANORIが作詞を手掛けている。そんな大先輩との仕事では新たな発見もあった。

加納嘉将(以下、加納):LL BROTHERSさんの楽曲はずっと聴いていたので、そんな方に歌詞を手掛けてもらえたのはうれしかったですし、制作面ではフェイクの部分1つを取ってもこだわりがすごくて。TAKANORIさんとコミュニケーションを交わす中で初めて見えてきた部分もあり、同じアーティストとしてとても勉強になりました。印象的だったのは、「目の前にお客さん(観客)がいるような感じでやってほしい」というアドバイス。そうするとライブでしか出せないアドリブも表現できて、「なるほど!」と感動したのを覚えています。

2021年はEXILE TRIBE で「EXILE TRIBE LIVE TOUR 2021 “RISING SUN TO THE WORLD」と題したドームツアーも予定。ライブが復活すること期待して、最年少チームの彼らに意気込みを尋ねた。

日髙:先輩方と一緒にEXILE TRIBEでドームツアーを回らせていただくのは、今回が初めて。僕たちは1番後輩のグループにあたるけど、 “それぞれが主役”くらいの強い気持ちで挑むつもりです。先輩方がいる中でも、BALLISTIK BOYZは良い意味で会場の空気をかっさらっていけるような存在になりたい。BALLISTIK BOYZらしい、世界基準を目指すステージでお客さんを熱狂の渦に巻き込みたいです!


(取材と文・近藤加奈子)