元サッカー日本代表・鈴木啓太、ネクストキャリアの原点は「満員の埼玉スタジアム」

スタートアップを目指す起業家たちに向け、熱いメッセージを贈る鈴木
 鈴木は「アスリートが自分のためにやってきたことが、ファンやサポーター、地域の人のためになったらこんな素晴らしいことはない」と力説。AuBはアスリートの便の解析をスタートし、現在その数は28競技、700名以上、1400検体以上と世界No.1のトップアスリートの検体数を誇る。実際に解析を進めるとトップアスリートは腸内環境の多様性が高く、酪酸菌を2倍以上保有しているといった特徴があることが判明。そうして得たデータベースを軸に特徴的な菌叢(きんそう)や新種の菌株を発見し、コンディション向上ノウハウの蓄積、ヘルスケアやフードテックなどの事業に生かしていく。同社では、これまでに独自に開発したサプリメント「AuB BASE(オーブ ベース)」とプロテイン「AuB MAKE(オーブ メイク)」を発表している。

 自身の体験を踏まえ、これからスタートアップを目指す起業家たちに向け、熱いメッセージを贈った鈴木。

「なぜ起業したのかとよく聞かれますが、僕の場合はやりたかったからやっただけ。とはいえ、起業したいという人には『辞めたほうがいい』と言うと思います。なぜなら、めちゃくちゃ大変だから。でも、それはどんなことをやっても一緒。起業すると『何のために起業したのか』と必ず考えると思いますが、その時に『自分はこれがやりたい、こういう世界を実現したい』と思えない限り、大変さや辛さに押しつぶされてしまう。今の僕が、もし過去の鈴木啓太にアドバイスするとしても『辞めなさい』と言うと思います。それでもやると言わない限りは辞めたほうがいい」

「もうひとつ言えるのは、やったら楽しいんですよ。人生一度きりじゃないですか、めちゃめちゃ楽しいし『生きてるな』と実感するんです。なぜなら、僕にはこういう世界を作りたいという理想があるから。最初に埼玉スタジアムの写真をお見せしたのは、僕はあの満員のスタジアムでプレーした経験があるからです。満員のスタジアムってすごいんですよ。鳥肌が立って『生きてて良かった』と感じます。その快感を僕は知っているから、資金調達とかいろいろ大変なことはあるけれど、それをも乗り越えられるんですよ」と、スタートアップの醍醐味を語りかけた。
AuB 株式会社
【URL】https://aub.co.jp/

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