格闘技界を席巻する「カーフキック」で山脇と愛瑠斗がKO勝ち【Krush-EX】

しのは最後は立ち上がれず(撮影・堀田真央人)

愛瑠斗はKrushのナンバーシリーズへの参戦をアピール


 愛瑠斗は序盤に強烈な右のカーフキックで最初のダウンを奪う。立ち上がったしのだが、左足のダメージは深刻。愛瑠斗はしのをコーナーに詰めて、カーフキックから右フックで2度目のダウンを奪う。それでも立ち上がったしのに愛瑠斗はパンチの連打。しのいだしのもパンチを返して反撃するが、1R終了間際に愛瑠斗がとどめのカーフキックで3度目のダウンを奪い、1R2分57秒、KO勝ちを収めた。

 愛瑠斗はこれでプロデビューから2連勝。

 試合後のマイクでは「しの選手にはアマチュアで負けているので、プロで勝てて良かった。これでKrush-EXで2連勝。そろそろKrushでもいいのかなと思うのでオファー待ってます」とKrushのナンバーシリーズへの参戦をリングサイドの中村拓己プロデューサーにアピールした。
「Krush-EX 2021 vol.1」(2月13日、東京・GENスポーツパレス)
◆第1試合 Krushバンタム級/3分3R
○小島卓也(優弥道場)(判定3-0=28-25、28-25、28-25)入江亮太(K-1ジム福岡チームbeginning)●

◆第2試合 Krushスーパー・バンタム級/3分3R
△井上咲也(K-1ジム大宮チームレオン)(判定1-0=28-27、28-28、28-28)渚(K-1ジム五反田チームキングス)△

◆第3試合 Krushスーパー・ライト級/3分3R
△川越亮彦(K-1ジム総本部チームペガサス)(判定0-0=29-29、29-29、29-29)水上陽生(ポゴナ・クラブジム)△

◆第4試合 Krushスーパー・ライト級/3分3R
△梅村直希(湘南格闘クラブ)(判定1-0=30-29、29-29、29-29)吉川諒(DURGA)△

◆第5試合 Krushスーパー・バンタム級/3分3R
●篠原広耀(優弥道場)(2R57秒、KO)光佑(WSRフェアテックス三ノ輪)○

◆第6試合 Krushスーパー・バンタム級/3分3R
●しの(KSG)(1R2分57秒、KO)愛瑠斗(健成會)○

◆第7試合 -72kg契約/3分3R
○ブハリ亜輝留(WSRフェアテックス幕張)(1R2分14秒、KO)夜叉猿(力道場静岡)●

◆セミファイナル(第8試合)Krushバンタム級/3分3R
○山脇飛翼(K-1ジム心斎橋チームレパード)(2R1分13秒、KO)祐嘉(K-1ジム五反田チームキングス)●

◆メインイベント(第9試合)Krushライト級/3分3R
●梨緒弥(若獅子会館 MATSUBARA)(2R58秒、KO)河北 光生(K-1ジム五反田チームキングス)○
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