秋山準が遠藤哲哉を破りKO-D無差別級王座を初戴冠。そしてDDT入団希望を表明【DDT】

遠藤ののシューティングスター・プレスは自爆

「もう1人負けている奴がいる」とベルトは巻かず


 立会人の小橋氏が秋山にベルトを渡し、腰に巻こうとするも、秋山はやんわりと拒み、ベルトを肩にかけた。秋山は「遠藤! お前、これからも戦っていくと思うけど、最高だよ。よかったよ。今日は少しの差で俺が勝った。次やったら分からない。このベルトちょっと借りとくな」とマイク。続けて、秋山は「勝って小橋さんからベルトもらいました。小橋さんがこのベルトを腰に巻いてくれようとしたんですけど、もう1人負けている奴がいるんで、それにリベンジするまでは、このベルトを腰に巻けません。次、樋口! お前、リーグ戦で俺に情けない1敗させてくれたよな。ここでKO-Dで、リベンジさせろ。だから最初の挑戦者は樋口。皆さんいいですか? 今林(久弥アシスタントプロデューサー)さん、偉い人に言っといてください」と初V戦の挑戦者に、昨年12月6日、東京・成増アクトホール大会での「D王」公式戦で、わずか4分3秒で敗れ去った樋口の名を挙げた。

 バックステージで秋山は「ホント、遠藤もいいチャンピオンでしたけど、もう一歩。口八丁手八丁、リング上、全部やるんだったら、今はコロナ禍のなかで、いろいろストップするなかで、発信というのも大切だと思うし、リングの中も大切だと思う。今は俺なのかなと。だから俺のところにベルトが来たのかなと思う。でも本当にいいチャンピオン」とコメント。